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'87y FXLR T/M+1次ドライブのコンバート完成。

湿度が低く過ごし易い月曜です。

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1989年までのFXRの初期オイルタンクです。オイルラインがオイルタンク下に全て並んでいるタイプのもので、整備性はかなり悪いです。そのうちの一本、送り側の曲がりホースがスターターに挟まっており潰れておりました。

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よくこれでオイルが通っていたものですね。オイルポンプに引っ張られているから良いものの、自然落下だったらまず通らないレベル。ストック通りの取り回しを行ったとしても、ハーレーの場合無理がある場合も多いので最良の方法でやり直しておく事も時には大事です。

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ホースを逃がして後期スターターをセット。

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ホースの取り回しをどうしようか迷いましたが、適切な曲がりホースがなんてものは無いのでホースを継いで使う事に。ポンプへ繋がるオイルホースを半分にカットして、

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真鍮ジョイントで新しくひき直したホースにバイパス。カム室のオイルラインもリアブレーキアームに挟まって傷が入っていた為、取り回しをT/Mサイドカバー下から上に変更。よってT/Mの上を画像のように2本這わせる事にしました。

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お陰でT/Mサイドカバーの下側はすっきり。オイルホースはオイルフィルターエレメントへ繋がる一本だけになりましたのでどれだけエンジンが揺れても何処にも干渉する事もありません。
全てのオイルラインは手で引っ張ってみて少し動く程度の余裕が無いと、オイルホースが挟まって傷付いたり、フィッティングが緩んだりしてリークするので必ず緩やかにセットします。

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スターターの配線を行い右サイドが完成。

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続いてプライマリー側。セルスターターはエボ最後期のピニオンシャフトが最も細いタイプをチョイスしています。よってFXRのスターターピニオンギアとは太さが合いません。ですので画像のような社外ハイブリットタイプのシャフトに交換します。ネジ山の部分だけが細くなっているので年式を混ぜても使用出来ます。

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バッテリー回りの配線を行いエンジンオイルを入れクランキング。
ショベルの「ウォンウォン」といったスローなスターターの回り方でなく、エボのギュンギュン回るセルに生まれ変わりました。
この車両、見た目は遣れておりますが、中身はパリッと良くなりました。エンジン始動も当然問題無し。

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あとはプライマリーカバーを本組みしたら作業は終了です。

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