2017.08.10 Thu
'06y FXDB 仕上げ(のつもりだった)。
加工を終えたトレーにT/Mをセット。何かトラブルが起きても直ぐに本体を外せるよう、ネジ留めではなくタイラップ留めにしておくのが当店流。

取り付けに問題が無いかチェックしたらもう一度トレーから外し、バラバラのままT/Mをリンクさせます。他のモデルではこのような手順は踏みませんが、ダイナはトラブルが起きると面倒極まりないのでこの方法。

リンクさせデータをアップロード。ファームウェアもアップデート。特に何も問題無し。

ところがいざスターターボタンを押すと全くウンともスンとも言わず。で、見たことがないエラーコードが出ています。

ちょっと焦りましたが、海外サイトで調べるとウインカー(+セキュリティー)モジュールの傾きセンサーのコードみたいです。ぶら下げてたモジュールの角度がダメだったみたいで、水平にするとエラーも消えて問題なくスタート。
車両を転倒させたままではエンジンが始動出来ない訳です。


安定しているので一度IACオートでキャリブレーション。えらくデータがすっ飛んでますが、、うーん。

とりあえず配電トレーを組みます。ハーネスを挟み込まないよう慎重に。

序でにETCの電源も配線しておきます。ETCの配線はやたら細いのでこんな感じに纏めて強度を保ちます。

ETCのヒューズは直ぐに交換できる位置に。

T/MへのPCリンクコードは塒を巻いてこの位置。ECMコネクターから直接配線を引き出すPS2コネクターが欠品しておりましたので。

ハンドルスイッチやスロットルワイヤーはトップブリッジの穴を通しスッキリ纏めました。当方の好きなパターン。笑

引っ張り出したスイッチボックスやウインカーのハーネスをまた元の位置に戻す為、ガソリンタンクをシート側にずらします。ガソリンを抜いてわざわざタンクを外さなくても大丈夫です。

純正ウインカーがデカかったので交換しておきます。オーナーさんに自分でやらせるととんでもないところでカットして格好悪くするのは目に見えておりますので。

ウインカーの配線には純正と同じメッシュチューブを被せます。一本線になるのでかなり細くなります。

チューブが抜けないよう、また無駄にウインカーの配線だけを引っ張らないようタイラップでストッパーを作っておきます。

で、インナーチューブを半周添わせてウインカーステー取り付けボルトの隙間を通して立ち上げます。継ぎ目は純正ウインカーコネクターの直上で繋いでいるからカットした部分は絶対に見えません。

そしてフレームの中に適度に弛ませて引き込んだら完成。

恐ろしく地味ですよね。笑
でもこうしてストック然となるよう一手間をかける事が大事かと。このやり方だと純正ウインカーもほぼハーネス全てを引き抜けます。

あとはモジャモジャのハーネスを上手くフレームの内部に突っ込み、蓋をしたらOKです。

やはりウインカーは小さいほうが格好良い訳で。

今時の若者は何が何でもハイライザー、そしてカウルをセットしたがります。流行りだからでしょうが当方はあまり好きではありません。そもそも200km/h以上出さないなら要りませんし、せいぜい雨よけには便利な程度。

無理矢理ネスカウルセット。ハンドルバーの高さと被ってしまっており、上手くない感じです。


レースまであと2週間を切っています。
ですのでどんな車両にも乗る事は無いのですが、どうしてもチェックしたかった事があったので少しだけ試乗しました。
結果は、、慌てて乗るとロクな事は無い訳でした。

明日もう一度T/Mのデータを詰めたいと思います。
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