2017.07.17 Mon
'79y FLH ボバー化作業の終わりが見えました。
当然1次ドライブは勿論の事スターターやバッテリー回りまでまた全て分解してインナープライマリーを加工。涙

クラッチやフリクションプレートはそのまま使えそうだったのでクリーニングだけ行いそのまま流用。

とりあえずFX用のアウタープライマリーカバーで仮組み。でもなんだかスターターピニオンシャフトの回りがキツイ。年式ミスマッチだからかなのか、、、この時点では理由が分かっていませんでした。


加えてキックカバーの組み付け方に問題がある事に気が付き、手痛い3時間のロスタイム。疲れて注意力が散漫になっていたのか痛恨のミス、自分の馬鹿さ加減に嫌気がさします、、、リカバリーした時点で既に真夜中だったので一旦中断したのが昨日の夜。

で、明けて本日。
まず疑ったのはスターターピニオンシャフト長。年式やモデルで長さが異なる為、ショベルFX用のスターターハウジングやインナープライマリーとアウターカバーのマッチングが悪いのかと思い検証。


そもそもスターターとハウジングは'83y FX系、インナープライマリーは年式不明のFX、アウタープライマリーが'70y FL系と、もう全てがゴチャマゼ。どれが正しいなんてものはありません。アウタープライマリーカバーは'70y/'77y/'82yと過渡期の3点をじっくり見比べて、変更されているポイントがようやく分かりました。そこがプリモのクラッチシェルに微妙~に干渉しており、スターターの飛び込みが阻害されておりました。部品を比べる事が出来なければなかなか気が付かなかったと思います。
汗だくでアルミ粉まみれになりながらの逃がし加工。簡単な部分で良かったです。

丁度良いタイミングでオーナーさんがご来店。試しにキックで始動してもらい、キックギアユニット、1次ベルトドライブ共に問題無くリカバリー出来ている事が確認できました。これでようやく終わりが見えた感じです。


スターターリレーとソレノイドは問題を抱えているようなので明日のパーツ待ち。
ソレノイドは張り付いたまま焦げてしまい、メッチャ臭いです。笑

という訳で明日は新たな入庫も控えている為、振替営業と致します。
19日(水)~20日(木)で振替の連休を頂きますのでご了承下さい。
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