2017.06.23 Fri
'79y FLH ボバー化作業~一般整備/'67y XLH1000クイック作業。


インテークのOリングを交換。熱で変形し断面が四角になってしまっております。



キャブレターはフルドレスの時からセットされていた純正ケイヒンバタフライ。汚れたボディをクリーニング。完成後走行させてからそのまま続投するのかキャブを交換するのか判断したいと思います。

何より最もダメだったのがキャブステーが装着されてなかった事。インマニに負荷がかかりますので社外エアクリーナーに交換した場合は必ず!キャブステーは装着して下さい。


続いてオイルクーラーの撤去。ボバー化するので簡素化してしまいますが、鉄シリンダー車両の場合に限り、正直オイルクーラーはあった方が良いと思います。


続いてリアブレーキマスター。残念ながら社外がセットされていたのですが、純正に戻します。



O/H済みの純正マスターに交換しました。やはりショベルヘッドはこうじゃないと。

更に更に、当時のオプションパーツであったバナナキャリパーサポートを装着します。こちらは当店に長期在庫となっていたAMFのデッドストック。

キャリパー本体に穴を開けてしまいます。現代では考えられませんよね。笑

で、サポートをセット。

リア完了。

続いてフロント側。こちらも穴を開けて、

こんな感じ。今じゃ考えられないような間抜けなパーツです。

フロントウインカーの配線やり直し。ナセルの中の見えないところでカットし、もし元に戻す際も目立たないよう配慮。

フレームマウントされたガイドウインカーの配線を終えたらガスタンクをセットしてフューエルラインを配管。


これでフロント回りはほぼコンプリート。

夕方からクイックの作業が入ったので一旦作業はストップ。表に出してみて車両の雰囲気を確かめます。

うーん、悪くないんじゃないでしょうか。。

後はリア回りとバッテリー、スターターを仕上げればほぼ作業は終了。明日なんとか完成したいところ。

夕方からのクイックはアイアンXLH。シフトフィールがなんとなく悪い時がある、という事で入庫。

3000kmほど走行したプライマリーオイルはスチールのスラッジが大量に溶けており鉛色。以前のオーナーさんの時は年間走行距離も少なかった事もありますが、これは酷い状態です。
シフトダウンでのエンジンブレーキを多用しているようで、そんな事をしてると4速T/Mが逝ってしまい、最悪ケースも壊しかねないので乗り方を改めるよう指摘。オーナーさんが変わり壊れる事は稀にありますが、それは乗り手側が車両に対して歩み寄りが無い場合がほとんどという事を覚えておいて下さい。

1000kmほど走ったらまたプライマリーオイルをチェックさせて頂きます。

- 関連記事
-
- '79y FLH ボバー化作業~とりあえず。 (2017/06/25)
- '79y FLH ボバー化作業~リアエンド仕上げ。 (2017/06/24)
- '79y FLH ボバー化作業~一般整備/'67y XLH1000クイック作業。 (2017/06/23)
- '79y FLH ボバー化作業~保安部品。 (2017/06/22)
- '79y FLH ボバー化作業。 (2017/06/19)
| Shovel Head | 21:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑