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EV-01Z 城里最終テスト #5月。

雨の最終テストでした。

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木曜の夜城里テストコース入り。翌日午前7時半からテスト開始。

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今回テスト最大のポイントはモーター移設後の車体評価。加えてタイヤの銘柄変更による挙動の違いの有無も確認。
以下は今回の評価メニュー一覧。

①モーターレイアウト変更での効果確認:ブリヂストン BATTLAX HYPERSPORT S20 EVO
②BSの剛性が高いタイヤ:ブリヂストン BATTLAX SPORT TOURING T30 EVO GTスペック
③カワサキH2Rがボンネビルで使用したタイヤ:USダンロップ GP-A Pro Med+
④4輪タイヤ:ヨコハマ S-drive AS014(195/45R17 85W)


因みにリアフェンダーは今回zeezoonさんが新規製作したドライカーボン製。

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朝一の路面はドライ。雨雲が近づいており今にも雨が降りそうだった為、タイヤウォームもそこそこにまずはドライコンディションで一往復。

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往路で210km/h、復路で230km/h台。無風ではあったが全く横揺れは発生しない。走行後のデータにも揺れを示すグラフの振れは皆無に等しい。

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データチェックの間にリアタイヤを交換。まずはBSのT30EVO。

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T30EVOはお客さんの車両でも使用しているが、サイドウォール剛性が強固。その為タイヤ交換は4人がかりで行った。

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モーターを車体中央に移動した事によりリアエンドの整備は頗る良好。一般的なオートバイと同じ様なレイアウトになった訳だが、これはこれで良い雰囲気。

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そうこうしていると天気予報通り雨が降り出した。

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ステップも新造。異常に高い位置にあるように見えるが、当方にはベストなポジション。

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雨は本降りに。小雨になるのをしばし待つ。

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タイヤ交換は完了。

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雨が降る前にコース外でバーンアウトさせたリアタイヤ。リアアクスル上のモーターが無くなった事により車体の操作性は格段に上がっており、以前は乗っていてもリアタイヤの位置が全く把握出来なかったが、タイヤの位置を感じる事ができるので故意にリアをスライドさせても容易にコントロール出来た。実際コースを走らせていてもホイールベースが短くなったような錯覚すら起こす程。今までとは別の車両のよう。

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小雨を狙って交換したT30EVOで走行。路面は完全ウェットでフロントエンドが巻き上げる水滴で前方が見えづらい。しかし200km/h以上出さないと揺れの確認にはならないので気をつけながら走行。
この時点で復路はかなりの風が吹いていたが車体が風に煽られても全く問題無し。

試しにレーシングポジションを取り後方に体重移動したり、また車体に完全に体を預け、ほぼうつ伏せに寝転んだ様な状態で走らせても終始安定。一度ステアリングダンパー最強で走りスタートでハンドルを取られたが、その後ステダンは弱めの方向で安定。車体のセルフステアが正しく効いている証拠。当然非常に乗り易い。

経験上滑る塩の上でも車体さえ安定していればほぼステダンを効かす必要が無い。よって車体が仕上がりつつある事が伺えた。

USダンロップのGP-Aに交換。その間に少しでも路面の水を無くすべく路面清掃車両を依頼。

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今回は兎に角雨での中断時間が長かった。路面はウェットコンディションで気が抜けない状況下の中、如何に集中力を維持するかがポイント。

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結局タイヤの銘柄変更では大きな変化は無く、スラロームした時だけにサイドウォールの剛性感の違いを感じる程度だった。個人的にはT30EVOの乗り味が最も好ましいと思えたので本番はT30でアタックする。なお、4輪用のタイヤもテスト項目に入っていたが、これまでの経緯を踏まえテストする必要性は無いと判断。

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この2年間苦しめられてきた原因不明の横揺れ。今回のテストでは一切発生する事なく評価を終えた。
原因の解明はモビテックさんによりこの後も続く訳だが、ひとまずは今年のボンネビルへの第一歩を踏み出せたと思う。

ただ塩の上では何が起こるか分からない、という事はこれまで何度も何度も、嫌という程思い知らされてきた。
だから安直な希望的観測は出来ないし、簡単に勝てるほどボンネビルは甘くない。

それでも、これでようやくステージに立つべく車両に仕上がった、と自負できるレベルに達したと思う。


WE ARE BACK IN BONNEVILLE.
SEE YOU ON THE SALT.


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