2017.05.21 Sun
この週末。

TC88ダイナのモジュール位置はちょっと面倒な位置にあります。シート下側からダイヤルにアクセスできないのでこうして分解するしかありません。

普段手の入らないところなので出来る限り掃除してから組み立て。

失火を防止するモードを変更しました。これで雰囲気が一気に変わります。

そうこうしてるとM川さん登場。GSX-Rの前後サスのオクムラMEフルメンテから仕上がってきたようです。

フロントサスはサーキット走行がメインという事を踏まえ、バネレートを変更。

初期型GSX-Rのリアショックは非分解式。それでもショックボディのカシメを開いて1度はメンテナンスを行って頂いておりましたが2度目は無理という事。そこで当店に転がっていたGSX-750RR用の純正リザーバータンク別体型を流用してメンテナンス。タンク別体型は分解式ですのでずっと使うことが出来ます。
あとこれは今回オクムラさんで初めて伺ったのですが、アルミシェルのRショックユニットは、長期メンテナンスを行っていないと内部でオイルが劣化し、アルミを侵食するそうです。このショックユニットも内部はアルミが溶け出し酷い状態になっておりました。まぁどんなショックユニットでもそうですが数年に一度は必ずメンテナンスを行いましょう。

日にち変わって本日日曜。今日からスクーター通勤再開。洗車し軽く整備。

此方のサスはドナドナ決定。

部品の検証をしたり。

FXDLは最後の整備。



そしてもう一度テスト走行。点火モジュールを弄ってみたのは大正解で気持ち良くフケるようになりました。これならもうオーナーさんにお渡ししてナラシの続きを行って頂けそう。

レースの保険手続きや記録簿を書いて帰ろうかと思っていると、A君から電話。FXRの地味〜なトラブルで急遽クイック対応。大事にならず良かったです。


明日からは此方のFXRPや、昨日入庫したCBR600RRの整備を行う予定です。
