2017.04.08 Sat
'11y XL48 / '07y XL1200R SE-StageⅣ リカバリー完了。


メッキリングとリンクルブラックでパウダーコートしたインテークパイプのコントラストがなかなか良い雰囲気。

特殊な蛍光グリーンのスレッドコンパウンドを常用。グリスっぽいですが、グリスじゃありません。

なんだか電飾が点いちゃってますが、、、無視して下さい。。


一度走らせようと表に引っ張り出しました。が。

霧雨が降っており店内へ逆戻り。明日走らせた後、納めさせて頂きます。

続いてXL1200R。
まずはオイルを交換するのでドレンパンをクリーニング。汚れたオイル受けではスラッジの有無が分かりません。

このキットに付属していたSEハイコンプピストンは鋳造のピストンリングを使った既存のタイプ。オイルリングも特に細いタイプではなかったので、初期ナラシ時には適度にスラッジがオイルに溶けています。ですので初期のオイル交換とオイルチェックは非常に重要です。
今回ドレンしたオイルの状態を考慮し、パフォーマンスよりもエンジン内部を保護する能力に特化したロイヤルパープルを入れます。ナラシ中にエンジンがブチ回るオイル性能は必要無いですから。
エンジンオイルはGSX-Rや2台のクルマで数種類をテストし続けておりますが、その特性ごとにフィールが異なり、相変わらずの高性能さに驚くばかり。これほどオイルの種類で性能が異なる事が体感できるオイルはなかなか無いです。
ですので同じロイヤルパープルを使っていても、その時々、仕様や乗り方に応じて種類を変えて使うのが当店流。
オイル交換くらいは自分でしてます、とおっしゃる方が沢山いらっしゃいますが、ドレンしたオイルをチェックし、適切な判断が出来る方がいったいどれほどいるのでしょうか?ストックエンジンなら兎も角、チューンドモーターは特に気にかけてやって丁度良い位です。
温めてからドレンしたオイルを一晩放置し、オイルと混ざりあったスラッジを一度堆積させてからチェックを行う方を、当方は聞いた事がありません。


此方の車両も週明け納車させて頂きます。

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