2017.03.13 Mon
'07y XL1200R / '02y XLH883R。

まずはそのまま仮組み。フィンが干渉するのは当然同じ。

で、フィン加工。



ピストンは油分を全て落として再度計測。





あれ? 何度計測し直してもこの数値、、、

試しに0.05"O/Sピストンを入れてみると。シリンダーのボーリング寸法が完全に間違っています。涙
直ぐに問屋さんに連絡し交換して頂く事となりましたが、週末まで作業がストップしてしまう事になりました。

S&Sだとシリンダー単体で注文した場合、未加工の”ブランクシリンダー”で届きます。ウチでは国内での内燃機加工を信用している為こちらの方が都合が良い。しかし、今回注文したシリンダーはSTDサイズでのホーニング済みの商品ですから、加工寸法が間違っているともうどうにもなりません。
仕方ないのでパーツのクリーニングだけ済ませ、とりあえず中断。




丁度雨も止んだのでXLH883と入れ替え。来週の作業を前倒しします。883カップレーサーに保安部品を装着し電装回りを作り直す作業です。


バッテリーが弱かったのでとりあえず充電。代わりにリチウムバッテリーを装着し作業します。長期放置してあったのでまずはプラグを抜いてクランキングを繰り返しオイルを潤滑。


ディーラーさんへ行く用事があったので登録変更するTC-FXRの資料も集めました。

閉店後気分転換にGSX-Rのオイルクーラーでも交換しようと作業しかけましたが、

こちらも問題があり中断。

上手くいかない日はさっと諦め帰るのも大事ですね・・

オマケの画像は此方↓
昨日のブログでもご紹介したクシタニさんの2017年度版 70thカタログです。
創業70年に及ぶ社歴やレーシングスーツ進化のヒストリーなど、商品カタログとしてだけではなく、ひとつの”読み物”としても大変充実した内容となっています。当店でも数冊頂いておりますので、欲しい方には無料で差し上げます。

クシタニさんには個人的にも、EVバイクプロジェクト双方で多大な御協力を頂いております。

十代の頃、全く手が届かなかった”K”の文字のレーシングスーツ。
そんな憧れのレーシングスーツに袖を通し、毎年のレースを戦う事が出来るという事実。
人の繋がりと職人さんに、只々感謝です。
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