2017.03.12 Sun
大掃除とXL1200Rリカバリー。
昨日XL48と入れ替わりでTC96-FXRが入庫しました。登録変更でお預かりです。


こんな日じゃないと車両を表に出せませんねぇ。

ミドリのTC-FXRとこちらのXL883Rはどちらも来週から作業を再開予定。XL883Rは今月中にお納め致します。猫の手も借りたいほど忙しいのですが、猫は手助けしてくれません。




倉庫側掃除完了。

続いて店内。季節の変わり目ですのでクルマのタイヤをスタッドレスから夏タイヤに戻さなくてはいけません。クルマも全て改造してしまうのでパーツが溢れ返り置き場所に困る事然り。



クシタニさんからヘルメットリムーバーが届きました。誠に有難う御座いました。クシタニさんは今年創業70周年との事。素晴らしいですね。

オイルクーラーを社外のラウンドタイプに交換する為GSX-Rのエンジンオイルをドレン。次回はHPRからXPRに交換してみるつもり。


そうこうしていると今週もM川さん登場。CBR600RRから預かっていたGSX-Rに乗り換えて走りに行きました。時間があれば久しぶりにCBRを走せてみたいところですが、そんな暇は御座いません。


ようやく落ち着いたのは午後3時。XL1200Rのリカバリー作業に入ります。

昨日ダイノマシンに載せたXL48は火入れ直後の持ち込みだった訳ですが、明かにエンジンから聴こえるノイズの種類が異なっていましたし、1分程のアイドリングを数回繰り返しているうちに動弁系から出ていると思われるノイズも直ぐに減っていたので、やはり1200Rは何処かオカシイという結論に達しました。

で、トップエンドを分解。オイル上がりしてました。
ピストン~シリンダークリアランスが大きいのでピストンリングを通り越してオイルがピストントップにまで達しています。此方はリア側。

こっちがフロント。昨日ダイノ上でXL48のF/RのAFの違いが如実に出ておりましたが、1200ccという排気量で58mmというバカでかいスロットルの組み合わせでの充填効率と流速の話をしてたところ。こちらも同じような症状が見てとれます。セッティングは少し厄介かも。

ピストンリングは新品ですので張力が十分あり、ピストンスカートには一切ダメージがありませんでした。各パーツをもう一度クリーニングして、シリンダーを新品交換して組み直します。

全て当店持ち出しでの作業ですが、満足出来るまでじっくりやり直します。
O君、しばしお待ちを。
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