2017.02.20 Mon
'11y XL48 SE-StageⅣキット組み付け〜トップエンド分解+カム交換。

ハーネスカバーが邪魔になりロッカー回りを外すのが最も手間でした。笑

フロントロッカーベースがリークしてました。原因はロッカーカバーボルトの緩みだと思います。


シリンダーヘッド燃焼室はカーボン多め。前記したセッティング故。


シリンダーを抜きました。走行距離2万キロ越えの車両ですが、先日作業したXL1200Rよりクロスハッチがはっきりと残っています。



続いてカムを外します。

カムカバーを一気に外してしまうとまずカムが一緒に転げ落ちます。カバーボルトを一本かけておいて、少しカバーを浮かせてからカム室オイルを抜いてじっくり外します。

ストックカムから、、

SEのカムに交換。



カムカバーボルト一本が3山しか効いてません。ダイヤモンドE/Gの専用のボルトキットを購入してもこういう事は多々あります。必ずストックボルトと首下長さを比べてから取り付けしましょう。

カムカバーをセット。カム組み込み完了。

さて、肝心のシリンダーの磨耗具合を計測。先日のXL1200Rよりは磨耗は少なかったです。シリンダーは粗めの再クロスハッチ、ピストンは全面コーティングを施して再使用します。


シリンダーとピストンの加工が上がるまでしばし中断です。


作業を終え外したパーツは梱包。オーナーさんがご来店した時にお渡しします。


本日船会社からB/Oが届きました。名古屋港に荷物が届いたようですので明後日引き取りに向かいます。

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