2017.02.17 Fri
'07y XL1200R SE-StageⅣキット組み付け〜エンジン完成。
例のタペットカバー内の折れたボルトですが、他のボルトに交換。念の為焼き付き防止剤を塗って組みました。カジリ防止剤は最近入手したクルマ用のもので、半透明の蛍光グリーンなので普通のグリスのように見えてしまいます。

で、装着。

このプラスチック製の部品、ボルトを締め込んでも若干動くようフローティングされてセットされます。トラベルリミッターの役割だけでなく、タペットの回転防止の役目もしていました。しかし、こんなプラスチック製で大丈夫なんでしょうかねぇ。まぁ金属だと音が出てしまうので仕方無しといったところでしょうか。

リアヘッドトップには温度センサーが付きます。SSTが無いと配線をカットする必要があります。

プッシュロッドカバーの山、、

というのもこの先々更なるハイカムを入れる可能性もあるオーナー様ですのでエボやTCのタイプで予め組みました。
この年式のXLはプッシュロッドカバーが一体型のタダの筒みたいな代物。アジャスタブルプッシュロッドを入れるようなカムだと使いモノになりませんし、何より安っぽくて格好悪い事もありTC88のものを流用しました。
ロッドカバーやインナーチューブは当店のFXLRレーサーや2000APS-PGで実際レースで使っていた中古なので傷がありますが、ブチ回すオーナーさんですので当店からのサービスです。笑



やはりプッシュロッドカバーは旧タイプの方がメカニカルな雰囲気があると思うのは当方だけでしょうか?
エンジンが組み上がったのでタペットのオイルが落ち着くのを待ってハンドクランキング、その後必要なハーネスだけ繋いでセルでクランキング。特に今のところ問題はありません。

オイルも回したのでロッカーカバーをセット。これでエンジンは完成。


この車両に取付するビックスロットル専用ヘビーブリザーA/Cがディーラーさんに届いたようです。あとは補器類を組み付けしたら車体は完成です。

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