2017.01.12 Thu
'87y XLH883改1200 ケースへのオイルフィード。



リカバリー完了。

2次チェーンもセット。

欠品していたパーツが届きました。

作業を急ぎたいところですが、細かな部分が煩雑になっており、今やっておかないといけない箇所が多い。素人やっつけ仕事的なところはやり直します。ホームセンターで簡単に手に入るようなビニールテープでの配線処理はその最もたる例。糊が残ってベタベタしますし、兎に角格好悪いので大嫌い。

例のシート下のサーキットブレイカー。オイルタンクをセットしてしまうと手が入らなくなるのでその前にやり直ししておきます。今回油圧スイッチ、ニュートラルランプスイッチ、スターターリレー、サーキットブレイカーの全てを新品交換致しました。汚れたい放題、、後で追加してある配線はトラブルの元ですので基本外します。

で、交換。各ハーネスは一本毎にパーツクリーナーで皮膜の汚れを取り、取り回しを変更してセットしています。燃えていた配線が多くあるので痛んだ箇所はカットして作り直し。端子は全て磨き、コンタクトグリスで仕上げています。

ようやくケース内にオイルを回す準備が整いました。このエンジンはブローしていますし、2番カムにかなり酷い虫喰いがありました。ブローの原因が15万キロという走行距離だけなら良いのですが、ひょっとしてオイルラインのトラブルでブローしたのなら怖いので、念の為入念にチェックを行います。


エンジンオイルを直接フィードラインからオイルポンプに向け注入。あとはひたすらにフライホイールを手でグルグルと回します。

タペットブロックホールにオイルがなかなか回ってきません。おかしいな、、

あれれ????
オーナーさんにカットして頂いたカムカバーにチョット問題が。上手くリカバリー出来ましたが、やっぱり素人さんにお任せするべきではないと反省。当方の判断ミスですね。

直ぐに2番、3番タペットホールからドボドボとオイルが出てきました。バッチリ、良かった良かった。オイルポンプ経由で700cc、クランクケース内部に直接300ccのロイヤルパープルを注入しています。

ここまで来てようやくゴールが見えてきました。気を抜く事なく頑張ります。

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