2016.11.24 Thu
EVプロジェクト進捗状況+無限ショップ訪問。
来月行われるテスト走行の内容、今後のレース車両の方向性を踏まえての打ち合わせを行いました。12月の城里テスト評価次第というところも御座いますので、今は海のものとも山のものとも決まっていない状況です。当方の来年以降のレース契約についても現状は白紙の状態です。

とはいえ今出来る事は出来る限り前倒ししておかないと全てが間に合わなくなります。当方がやれる事はライディングと評価位しかありませんが、今日は時間も割けた為、打ち合わせ後2輪用のエアバックを見学に行きました。
お邪魔させて頂いたのは名古屋市天白区にある無限電光株式会社様。自社でエアバックシステムを開発されています。
ラインナップはWEBをご覧頂くとして、脊髄神経でも重要な頚部への保護を重視したバイクレース専用モデル、”RSー1”というモデルです。

レーシングスーツの背中にある"コブ"の部分もベルクロを使って伸縮するので上手く避ける構造です。

実際装着した感じはこんな風でして、体の動きを阻害するような違和感が全く無く、敢えてレーシングスーツを着なくても非常に薄いので身に付けている感じすらありません。逆に頼りなく感じる程自然です。

一度試しますか?という事で、実際にボンベを装着しエアバックを作動させて頂きました。レース専用モデルは背中側にキーボックスと呼ばれる作動スイッチがありますので引っ張って貰うのですが、ボン!という爆発音のような音と共に一瞬でエアバックが作動。少しキツめに閉めた肋部分が押され、首は完全に固定されています。※薄汚いオッサン映像はご勘弁を。笑

ベストを脱いでもまだ膨らんでいます。

このベストだと60ccのボンベを一本使うという事でしたが、1200円/本とランニングコストはそう高くは無いです。そうそう頻繁にエアバックを作動させる事もないでしょうから。

このモデルの場合、背中側にボンベを装着する為、そのボンベで怪我をしないよう脊髄パッドも標準で装備されるという事です。

装着してみて思いましたが、転倒時の首へのダメージは相当に防ぐことが出来るものだと感じました。まぁレースは転倒しないよう安全運転を心掛ければ良い、というものでもありませんから、こういった"安全"をお金で買っておくことも有りではないかと。
そう考えるとエアバック内蔵タイプのジャケットなどは、極普通にツーリングなんかを楽しむ方にも十分お勧め出来る商品だと思います。価格は安くは無いですが、命の値段だと思えば安いものですよね。
因みに。店頭で購入すれば定価の20%OFF、という事です。
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