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'87y XLH883改1200 ケース合体。

今日は溜まった事務処理でほとんど作業が進まず。

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ケースを組みます。XLケースは形状が複雑ですのでボルトの長さや太さが場所によって異なります。これが意外に難儀なハナシでして、トルクが個々に違うのでなかなか面倒です。ケース合わせ面に塗付する液状ガスケットの硬化時間もありますから、出来るだけ早く締めなければならず、締め付け順序を考え工具を用意しておいて一気に組みます。
まずは壊れたケースを使って貫通では無いボルト穴の深さをチェックしておきます。それによってボルトに塗るロックタイトの量も調整します。

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当方が勝手に思っているだけですが、XLケースの弱点はケースボトムの3本のボルトだと思います。ケースを締め付けるには余りにも頼りない位細い貫通ボルトです。多分フレームダウンチューブとのクリアランスを考慮すると、どうしても太いボルトが使えないのでこの太さになってしまったんじゃないかと思います。
強度的には問題ないのでしょうが、経年でケース合わせ面からオイルが滲むのも腹立たしいですから、せめてダイヤモンドのボルトに交換しました。極厚のステンワッシャーで組みますので面圧が上がり、より正確な規定トルクで締め付ける事が出来ると思います。

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因みにサービスマニュアルに締め付けの順序は記載されてません。がしかし、クランク側、T/M側と分けて考えれば自ずと適正な締め付け順序は見えてくると思います。合計15本のボルトで組みますが、どれもロックタイトは通常よりかなり多めに塗って組んでいます。リジットエンジンだと振動も大きいと思いますので。

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これがクランクケース下側の細いボルト3箇所。特にトルク管理が重要です。

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前後のエンジンマウントは仮付けしておいたままケースを組みます。でないと全ての箇所を規定トルクで締める事が出来ません。

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何につけてもXLケースは組み難い、、笑
このまま一晩放置し、次はオイルリークの根源になり易いオイルポンプ回りに着手します。

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※明日15日(火)は登録業務の為終日留守になります。ご了承下さい。
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