2016.11.12 Sat
'87y XLH883改1200 腰下組立開始。

あまり液状ガスケットに頼りたくはないのですが、4速エボスポーツは当方の中では材質、精度共にショベルヘッド並みと判断しております。よって、見えない部分は特に二重、三重の対策を行い、少しでもオイルリークしてしまうまでの時間を稼ぎます。

フライホイールASSYはオールS&S。ストックストロークに拘った為、特注品です。



XLはビックツインのティムケンとはサイズが異なります。よって、SSTも専用の治具を追加して使います。


レフトサイドのオイルシールが今までのシングルリップからダブルリップタイプに改良されています。ラバーマウントXLとかと共通なんでしょうかね?ちょっと分かりません。



シールも圧入完了。

4速スポーツはフロントのエンジンスプロケットとシャフトスペーサーが一体式になっています(スプロケットのボス部分がそのままスペーサーとして機能しています)。よって、スプロケットを組まずにレフトサイド側を下に向けて置くとティムケンBBに塗付したアッセンブルルーブが床に漏れます。それも嫌なので適当なスペーサーで蓋をしておきます。

で、ひっくり返してカムサイド。

まずは色コード合わせ+ラッピングを行ったピニオンBBをセットし、ライトサイドケースを仮り組み。何処にも不具合が無いかをチェックします。

錆びたケースボルトを磨かなきゃいけないですし、明日オーナーさんが観に来るというのでケースを組むのは明日にします。

オマケの画像はFCR3連チャン。トップカバーの色を変えるのは気分が変わって良いですね。



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