2016.10.12 Wed
'86y NS400R 整備。

来週にも関東の方に引取られる予定のNS400R。2階にストックしてあったスペアパーツを引っ張り出し、何が残っているのかをチェックです。




JLのチャンバーに干渉していたバックステップを純正のステップに戻します。純正チャンバー用に設計してある為、ブレーキレバーの踏みシロが足りてません。レバーの角度を変え製作する必要があると思います。

ストックのリアブレーキペダル回りはちょっと面倒な構造になっています。

折角分解したのでグリスアップもしっかり。

続いては車体回りの整備です。当方が湾岸や高速ツーリングで数百キロ乗っており特に問題は無いのですが、遠方のお客さんに買って頂く車両ですから念には念を入れます。国産とはいえなにせ古い車両ですし。








2ストローク・オイルポンプの排出量はストックのままです。ですので6速で街中をダラダラ渋滞に紛れて走っているとどうしてもプラグはカブリ気味になる事があります。速度に応じた回転数で乗れば問題ないのですが、パワーバンドに入れなくても普通に走ってしまう2ストローク400ccならでは陥り易い症状です。
パワーバンドに入れ、ガンガン回して元気良く走る事が上手く乗るコツです。

V3エンジンのリアバンク側1気筒はガソリンタンク直下、プラグが真っ直ぐ上を向いたカタチでシリンダーがセットされています。アンダーカウルさえ無ければ、車体左右からスパークプラグにアクセスする事は出来ます。非常に狭いですが、流石はホンダ、メンテナンス性もしっかり考えられています。
しかし、手が大きいとちょっと苦戦するかもしれません。笑

各部増し占めを車体全体行って作業は滞りなく終了です。

| Metric Bikes (JAPAN) | 19:37 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑