2016.06.16 Thu
'87y XL883改1200 エンジン分解の続き。
XLを分解したのは良いのですが部品を保管しておく場所がありません。ですのでまずは二階倉庫の棚を2段空ける事から始めます。当店はエンジン仕事が多いので部品管理に最も気を遣います。


で、作業再開。



まぁ30年も前の車両ですから各部の遣れやオイルリークは致し方無い部分があります、、しかし以前作業していたショップさんの涙ぐましい努力は全てにおいて見て取れます。

タペットはJIMSが奢られていました。流石。



カムはフロントのインテーク側がだけがご覧のとおり虫喰いしており、カム山が偏摩耗しています。他のカムは良かったです。


兎に角ケースがオイルで汚れていたのでとりあえず洗浄。アルミの地金が見えてきました。



T/Mを抜くのでFスプロケットを外しました。チェーンはカシメ式でしたのでとりあえず逃がしておいて車体を移動出来るようにしておきます。

で、T/Mアセンブリが外れました。

カムフォロアや各ギアは対策されています。T/Mシャフトは純正かもしれませんが、ギアはアンドリュースに交換してあると聞いています。


もう一息でケースが下ろせるのですが細かな補器類が邪魔していて抜けません。特にこの車両は1987yですから、初期のキックスタンド位置なのでキックスタンドホルダーが邪魔してエンジンが車体左側には簡単に抜けないのが厄介です。
そんな訳で、今日は体がシンドイので諦めました。

※明日はEVバイクの定例ミーティングの為作業はお休みとなります。
今週は土日共にクイック作業が入っているのでなんとかそれまでに風邪を治さないと。。
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