2016.05.28 Sat
EV-01A 飛騨エアパーク実走テスト。


今回は特別に、マン島TTや米国パイクスピークのヒルクライムレースで活躍され、2015年にパイクスピークのEVクラスで優勝された株式会社MIRAIの代表であり、ライダーである岸本氏が実走評価に協力して頂ける事となりました。



走行前に2、3走らせるコツをご説明させて頂きましたが、流石はEV車両に慣れていらっしゃいます。当たり前かもしれませんがライディングがとても上手いですし、重いEV-01Aをスイスイと走らせておられました。
実は今回、今年のパイクスピークで走らせるEVヒルクライムレーサーを持ち込んで頂いており、往路は当方がEV-01Aをライディングして岸本さんがご自身のEVで追走、帰路は岸本さんと当方で車両を交換して走る、という事を繰り返しました。車両の挙動について1本走行する毎に細かく話す事ができ、より適切で素早い車体のセットアップが出来たかと思います。また追走して頂いた事により”ライダー目線”でご意見を伺う事もできて、得るものは大きかったと思います。
加えて個人的には、実際にパイクスピークを走るEVレーサーに何度も乗る事が出来て、貴重な経験をさせて頂きました。ただひとつだけ残念な事は、未だ車両のプレス発表を終えておりませんので、写真を一切掲載する事が出来ないという事でしょうかねぇ。

今回テストの要である車体重心位置の変更です。重心を擬似的に変える為、車体の上側や下側に20-80kgのウエイトを搭載して車体の動きを確認しました。


こちらは車体下側へのウエイト装着。この画像をFBで見た向こうのレーサー連中には、どうしたんだ?壊れたのか??みたいなメッセージが沢山来てました。まぁ確かにそう見えなくもないデス。笑


今回のテストで車体は良い方向へのきっかけが掴めたかもしれません。次回の城里実走評価に期待したいと思います。
米国発送までのデッドラインはもう直ぐです。ボンネビルで躊躇なくフルスロットルの走行が出来る車体に近ずけるよう、残り少ない日数ではありますが、モビテックさんと共に頑張りたいと思います。

今回ご協力頂いた岸本さんには特に感謝致します。
パイクスピーク、頑張って下さい。怪我なく満足の出来る結果が出るよう、応援しております!
皆様、お疲れ様でした。
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