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'03y 100th FXDL 緊急入庫 / '08y T-man 124RX FXDBI エンジン完成。

今日は冷たい雨の一日でした。

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昨日の夕方FXDLのオーナーさんから連絡があり、ツーリングの帰路エンジンがストップした、という連絡を受けました。
症状を伺うとレギュレターのパンクだと思われたので、昨夜は引取りに向かったレッカー業者さんに預かって頂き、本日緊急入庫して頂きました。

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岐阜の関から来て頂いたのですが、この見事なまでの養生。素晴らしいです。車両をとても大事に扱って頂き感謝です。

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さっそくチェックするとバッテリーが粉を吹いています。

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バッテリーの底を見ると溶けてしまっており、接着剤の強い刺激臭がします。加充電で溶けたのかもしれません。

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溶けた部分はドロドロになっており、指で簡単に穴が空きました。デルトランバッテリーはバッテリーケースが極普通のプラスチック製のようですので熱や溶剤には比較的弱いです。ここは鉛バッテリーに分がありますね。

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バッテリー電圧を計ると無茶苦茶な数字が出ます。電気式スピードメーターやIGモジュールまで壊れてしまうとマズイのでとりあえず直ぐにバッテリーを外し、純正バッテリーに交換。
クランキング出来ましたのでエンジンを始動してみますが、点火時期がバラバラで直ぐストール。どうやらレギュレターが壊れたところでバッテリーが加充電になり溶解、といった感じです。

この車両は2003年モデルですが、多分一度もレギュレターを交換した事が無いかと思います。2極レギュで10年以上走っていたのなら、寿命だったと言えるかもしれません。
2006年以前の車両であれば、5~6年に一度は壊れていなくてもレギュレターは交換しておいた方が良いかもしれませんね。

幸いHDJに在庫がありましたのでディーラーさんに注文を入れておきました。水曜夕方には受け取れるかと思います。

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で、FXDBI。悶々とした感じです。
どうしても納得出来ないし理解し難い状況だったので問題ないところを何度も何度も再確認。オイルがほどほど潤滑しだしたところで事態急変。急にスルスルとクランクが回り出しました。

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T-manのIN/EXバルブサイズとSEハリケーンヘッドのバルブサイズを再度チェックし、双方を合計した値が全く同じだという事に気が付きました。という事はT-manカムでも問題ない筈。

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でもってまたT-manカムに戻すと全く問題ありませんでした。石橋を叩き過ぎた故の過ちです。この数日間の労力は一体何だったのか、自分が情けない。。とはいえ問題は解決したのでちょっと一安心。

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エンジンを組み上げます。S&S製のビュレット・タペットカバーはT-manのシリンダーに干渉しました。で、見えない部分を切削。

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ポリッシュで良かった。水ペーパーで綺麗にしてから磨きました。

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とりあえずエンジンは完成。

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明日にも車体は仕上がりそうです。

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