2016.04.21 Thu
クシタニ特注レーシングブーツ。
レーシングスーツやグローブ、ブーツといった装備は勿論の事、インナーウェアやソックスに至るまで、全てをご提供頂いております。
そんなクシタニさんから特別に改良をお願いしていたレーシングブーツが本日届きました。
通常、ロード用のライディングブーツであれば、シフトチェンジの事も考慮したソールの厚みとなっているのが常識だと思います。ソールパターンにしてもシフト時に引っ掛かるようでは駄目ですから、凸凹は最小限、下記の画像のようなソールパターンが一般的です。

今回特別に作って頂いたのはワークブーツなどに使われるタイプの品番のビブラムソールを使ったEV-01専用バージョンです。
モーターで動くEV-01には通常のようにシフト操作する必要がありません。また、クラッチ操作もありませんしフロントブレーキすらありませんので、操作するのは右手で行う電子制御スロットルとリアブレーキレバーだけ。
足で操作するものは何ひとつありませんから、走行中はステップに足を載せて車体をホールドするだけという事になります。
とはいえ車重があり、ライディングポジションが特異なEV-01では、車両に跨った状態で如何に自分自身の身体を滑らずホールドするか、という事に尽きます。また、昨今の塩の状態の悪いボンネビルでは、重く湿った状態だと思いのほか滑ります。車両を停めて足を着いた瞬間にズルッとくる事もあるので、よりグリップ力が高く、凸凹の多いソールにしたいと思っていました。

前例が無い、という事でしたのでご足労をお掛けしてしまいましたが、今月末の城里オーバルコースでの走行に使いたいと思います。
ご無理を聞いて頂いた櫛谷ジュンさん、本店店長の藤岡さん、吉本さん、スタッフの方々誠に有難う御座いました!

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