2016.03.31 Thu
'86y GSX-R750RR 組み立て。

少しづつ注文していたスズキ純正パーツもかなり溜まってきています。


最近”Baby Face”さんが販売始めたオフセット・ゼロのクリップオン・ハンドル。Fフォークセンターにハンドルが近い程操作性はクイックになり、フロントエンドからの情報伝達も速くなります。当店のボンネビルレーサーでも是非一度使ってみたいのですが、まずは此方のGSX-Rでテストしてみます。

限定車のRRにはステアリング・ダンパーが標準装備されています。しかし、抜けてしまって余り効いてない感じだったので軽量化の為取り外しました。



ブレンボレーシングキャリパーのボルトが錆びていたのでボルトを交換します。バネ下軽減の為チタンボルトに交換。ストックのスチールが81gに対して、

βチタンボルトは44g。半分近く軽量化出来ます。


最初からセミラジアルマスターに変わっていましたが、やはりここはラジアルマスターに交換。


ストックでも煩雑になっているアッパーカウル内部の配線を出来るだけ綺麗に通し直します。なおカウルステーなどのスチールパイプ製の部品は今回全てパウダーコートしています。

同時にヨシムラの油温計やETCの配線も行います。



フロント回りが終了したら次はリアセクション。樹脂製の2分割式インナーフェンダーは中性洗剤で洗って綺麗にします。

で、車体にセット。リアのグラブバーもパウダーコートしています。

ETC本体はとりあえずバッテリー後方の車載工具入れ?にセット。

本当はGSX-R1100の43φフロントエンドに交換しF17インチ化、リアもやはり1100のスイングアームを使ってホイールベース延長+R17インチ化+520コンバート、それに加えてリアショックをペンスキーに交換、というところまで行いたいのですが、とりあえずはストックで乗れるようにしておきます。

750RRは元からシングルシートの限定車。FRP製のシートカウル内部には合羽位なら楽に入ってしまう程のスペースがあります。これは便利です。



ガソリンタンク下部のエッジを保護するラバーバンドを新品に交換しておきます。これらの部品もまだまだ出ます。

最後にマフラーを付けて車体完成。

マフラーは初期のヨシムラ・サイクロン。鉄管で雰囲気は最高なのですがなにせ重いのがネック。音量は控えめです。
なお、個人的な好みでミドルとロアカウルはセットしておりませんが、勿論保管してあります。

オイルラインを全交換したのでオイルは4.5L入りました。まずはプラグを抜いてからクランキングを繰り返し、エンジンオイルを一巡させてからエンジンスタート。オイルはロイヤルパープル10W-40です。

気がつけば外は明るくなり始めています。ショー直前なのに何をやっているのやら、、、とりあえず仮眠しに帰ります。

※此方のGSX-R750RR、価格は要応談。詳しくはお問い合わせ下さい。
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