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EV-01 城里テストコース評価(3月)。

無事城里でのテストが終了しました。

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今回のテストでは、タイヤ+空気圧、ホイール、ブレーキキャリパー+ローター、Fサスペンション+ステアリングダンパー、カウルやFフェンダー、空力デバイスの追加といった箇所の変更及び調整を行いました。

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空力デバイスについては原物あわせで応急処置的なものを造り、その都度走行。こちらのFフェンダー延長バージョン?はハンドリングに悪影響を及ぼしダメだったのですが、はっきりと体感出来るものがあり、消去法で考えればとても意味があったと思います。

画像ではほぼ見えませんが、前回の風洞試験での結果を踏まえ、膝を入れる部分に滑り止めのシートを貼って頂いています。これがなかなかどうして効果を発揮しており、安定したレーシングポジションの確保に一役買っています。ライダーが直接触れる部分、ハンドルバーやステップ、ガソリンタンク(EV-01は無いですけど)などといった車体からの情報を得る箇所の重要性を改めて実感した次第です。
更に絞り込んだハンドルバーもレーシングホジションの安定や、肘での車体ホールドに良好だった事も記載しておきます。

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因みにですが、こちらの直線路での最高速は230km/h台後半。車体にも慣れたので比較的ゆっくり走っても200km/hはコンスタントに出ます。ただ、ブレーキユニットを一新していったにも関わらず、ブレーキングポイントを奥に取ると直ぐにブレーキが根を上げてしまいます。
既に1.5kmの直線路での評価レベルは超えてきていると思っています。

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ボンネビルではコース半ば、特に計測区間内で山から吹き降ろす横風をマトモに受ける事があり、路面ミューの低さから250〜280km/hオーバーで真横に数メートル車体が流される事がしばしば起こります。ここ城里テストコースでも直線路の往路、コースが広がった辺りでボンネビルほどではないにせよ、横からの風を受けて挙動に変化が起こる事が頻繁にありました。

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イロイロと検証した結果、最も良好に感じたのがこのフロントエンドのセットアップ。アッパーカウルやFフェンダーを外しただけですが、その差は歴然。

これは自分自身の経験値からですが、車体を横から見てハンドルバー位置より上にあるカウルの面積が大きければ大きい程操作性に悪影響を及ぼすと思います。FXRP/FXRTのカウルや、以前当方のFXLRボンネビルレーサーで試したフルカウル時、また大きなフェアリングをFフォークにマウントするFLH系のツアラーなどがその最もたる例だと思います。
ですからそのほとんどがカウルの大きさに対して高い位置にハンドルバーがあるかと思います。ハーレーでは人気のハイトの高いライザーでハンドルをハイマウントし、フェアリングを装着するスタイルも理に適っている訳ですよね。
ハンドルバーは低いにも関わらず、カウルのハイトが高いというのはなかなか難しいという事です。

今後、デザイナーの黒川さんや造形のzeezoonさんやFULLGAINさん、サスペンションのスクーデリア・オクムラさんらと相談し、今回の結果を踏まえての改良を推し進めていく事となると思います。

見た目だけで言えば、ストリップな状態もかなり格好が良いのですが。これでは塩まみれになっちゃいますね。笑

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次回テストは4月後半、バンクを含んだオーバルコースでの走行テストも見据えています。

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良い方向に転がって、本当に安心しました。

結果としては概ね良好で、車体は非常に乗り易い感じに仕上がりつつあります。
とはいえ250km/h〜300km/hオーバーといった世界はまた次元が異なりますので、まだまだ油断は禁物ですが。

皆様、お疲れ様でした。
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