2015.12.07 Mon
'05y TC95 FXDX Over All。


がしかし、直ぐに不調に気が付きました。アフターが出ていて登り坂でのエンジンパワーがありません。エンジンが極端にヒートしている感じでも無いし、アイドリング付近は安定しているのですが、なんとなく力が無い感じです。
負圧で余分にガスが放り込まれていたのをカットした訳ですから、ジェッティングが大きく変わったとしても不思議ではありません。

湾岸弥富でUターンして店に戻ります。

まず怪しいのはフューエルコック。負圧コックが壊れたので自然落下式で使っていますが、ガソリンの流量不足を疑いました。本来ならコックを交換するべきですが、生憎その時間もありません。もう一度コックをチェックしましたが、ガソリンの流量は問題ないレベルです。(当然自然落下式ですので車両を停めておく時はOFFにする必要があります)

ならばキャブです。もともとインターミディがとんでもなく大きかった事は以前記載しましたが、ひょっとすると大きなインターミディじゃないとこのキャブ自体が正常に機能しない(そもそもそれはキャブの何処かが壊れている訳ですが)のかも、と考えました。

で、メインを1番手、インターミディは2番手上げました。95cu" の排気量では大きいサイズと言えます。

で、早速テスト。全く同じコースを同じ条件で何度も繰り返し走ります。桑名市には東名阪と伊勢湾岸の2つの高速道路が通っていますが、東名阪桑名東インターから下りに乗り、伊勢湾岸の上りに入って湾岸桑名インターで降りる、というショートコースが登りで負荷を掛けられる場所もあるし、クルマも比較的少ない箇所でスロットルを開けられる為、極初期のナラシでは多用します。
最悪もし何処かでトラぶっても店からも近く、HDディーラーさんもあるのでリカバリーが容易です。


もともと付いていたスパークプラグがそもそもカブリ気味だったし、店の在庫も切れていたのでその足でディーラーさんへ。スパークプラグを新品に交換。

折角プラグも替えたし、もう乗る時間も余り無いのでもう一度高速に乗ります。湾岸の豊田東インターまで走り往復しました。これでトータル200km弱走らせましたが、スロットルオフ時の抵抗もスムーズな感じになりましたし、エンジンからも良いメカノイズが出てきたのでこれなら納車させて頂けると判断しました。

流石に夜の湾岸は寒いです。エンジンが一旦冷えるのを待つ間、早めの夕食。笑
昼間はフルフェイスで走りましたが、風切り音が酷くメカノイズが聴こえ難いので夜はジェットヘル。顔が冷たいしサングラスを忘れて目が痛いしで散々。。

無事店に戻りました。これにてFXDXはオーナーさんに残りのナラシ走行を委ねたいと思います。
お待たせ致しました。

※明日~明後日は飛騨エアパークでのEV-01車体ディメンション+回生ブレーキ検証がありますので店はお休みとなります。ご了承下さい。
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