2015.11.29 Sun
'82y FXB Fブレーキ回り組立+クイック作業。
まずは分解、洗浄が完了していた左側のキャリパーを組立ます。DOT5のフルードを指に付け、各パーツを馴染ませながら組みます。なお当店ではDOT5、4共に高価ですがH-D純正を使っています。

パッドピンは錆びて段差が出来ていたので新品に交換します。これはアフターメーカーのものです。

パッドピンや鳴き止めのプレートなどにはパッドグリスを。まー当たり前ですね。パッドも新品に交換しています。

ショベルの片押し1ポッドはボルト一本で組み立ます。脱着の際はこうしてFフォークに装着した状態で左右を交互に回すと簡単ですよね。

マスターも組みました。

ブレーキキャリパーを少し揺すってみて左右方向に適度なアソビがあるのが正解です。大きく揺れてしまうようならFフォークアウターに圧入されているブッシュが逝ってたり、最悪は抜けて無くなっていたりします。

左側を組み上げた状態で一旦フルードを注入。ピストンピンが抜けなかった右側をフルード圧で抜きます。

ピストンが抜けないからといって力ずくで抜くとキャリパー本体やピストンピンにダメージが及びます。面倒でも油圧で抜き取ります。無事抜けました。

特にダメージも無く、右側も比較的綺麗な状態でした。まー嬉しいような、悲しいような、、

組み上がりました。

店からの出し入れでブレーキの効きを試してみましたが、効き具合そのものはやっぱり変わりませんでした。所詮ショベルの純正という感じです。但し、マスター、キャリパー共に動きが良くなってタッチは数段上がったので、まぁヨシとするしかありません。

あとはクイックが2台。ナラシの終了したFLSTFと。

常連の息子さんが乗っているFXDXでした。

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