2015.09.12 Sat
'08y SE120R FXDBI / '03y CBR600RR。
Rショックのピローエンドアイを延長する事が一般的ですが、装着しているPENSKEのロアエンドがなかなか高価である事に加え、ツルシのスイングアームに一工夫加えたいと言う事で、当店がレースで常用するマルチマウントブロックを溶接して車高を調整する事にしました。
下記がもともとTRACのスイングアームに付いていたロアマウントの位置です。Rショックが寝てます。

17mmピッチで想定したマウントブロックのロアボルト位置を2穴分前方に移動して車高を上げました。0Gではリアタイヤの上部端面から向うの景色がすっかり見える程上がっています。
オーナーさんが乗車して1Gかかった状態で、Rフェンダーのラインとタイヤがツライチになるよう調整しています。

あとはアンチスクワッドの量が変化した為ドライブベルトテンションを張り直し、序にエンジンオイルを交換して作業は終了です。キャスターも立った為、乗り味は変わると思います。
見た目にも格段に格好良くなりましたねー。MAR君、引き取り有難う御座いました!

あとはCBRをお茶を濁す程度に弄りました。








Rブレーキローター、チェーンは共にサービスリミットを超えていて×。泣く泣く新品を奢りました。


チェーンとF/Rスプロケットを交換して520化。

タッチの悪いストックのブレーキマスターは廃し、ラジアルマスターに。スロットルはハイスロに。

ゴム製の前後ブレーキホースは10年以上経過しているのでステンメッシュに交換。キャリパーは純正で不満が無いのでそのままとします。



リアのブレーキマスターカップはシート後方に付いています。格好悪いので撤去してしまいます。

削り出し一体型マスターカップに交換。こんなのが数千円で買えてしまう国産車用パーツは本当に良いです。

車体下側から立ち上がるマフラーの集合パイプ部分のアール形状に合わせてブレーキホースが絶妙にカーブするようセット。ここは小さな拘り。

この車両は製造から既に12年が経っていますが、ホンダからは全ての純正パーツが未だ供給されます。パーツ個々の価格も現状値上がりしておりませんので、維持していくにも楽ですし、経済的です。

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