2015.08.22 Sat
'97y T-man 103cu" FLSTF カム回りのチェック。



オイルポンプギア自体は硬度があるのでアルミの破片位は砕いてしまうのですが、アルミのボディ側がダメージを受けるので、全バラしてチェック。カム、ポンプ、サポートプレート共に問題ありませんでした。ホッと一安心。

但しピニオンシャフト側には少しストレスのかかったような形跡が。フラット面だけですので大きな問題はありません。

インナーカムベアリングにもアルミの粉が回っている可能性があるので交換しておきます。実際ベアリングのニードルに左右方向のアソビが大きかった為、チェックしておいて良かったと思います。インナーカムベアリングの粉砕は即エンジンブローに繋がりますので兎に角交換しておいて損はしません。




現在S&Sでも3ステージオイルポンプが販売されていますが、こちらが本家本元、最初に自社開発してパテントを取得しているのがT-manです。当方のレース車両では全てこちらの3ステージを使っています。何と言ってもボディ削り出しでこの肉厚ですから、屈強なのは間違いないと思います。




リカバリー完了。エンジンオイルも入れました。予算の都合で当初腰下は手を付けないつもりでしたが、やっておいてモヤモヤした気分が晴れました。

夕方になってからクイック作業で'06y FLHTCU-Iが入庫。S&S106ストローカーで組んだウルトラです。バッテリーが死亡したまま一年位放置プレイ状態だったのですが、ようやくバッテリーを交換して再始動させたみたいです。エンジンオイル、プライマリーオイル、エンジンオイルエレメントを交換しました。

今日は親子で走りに行ってたようで。息子さんのFXDXも元気に走り回っているようです。


オマケの画像はこちら↓
NS400Rです。
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