2015.08.21 Fri
"Mike Cook's Bonneville SHOOTOUT"
9月に入ってからボンネビルで開催されるレースにはUSFRA(Utah Salt Flats Racing Association)主催の"World of Speed"が12日~15日、次に行われるのがCook Landspeed Events主催の"Mike Cook's Bonneville SHOOTOUT"で、こちらは17日~21日開催、そして最後がSCTA(Southern California Timing Association)主催の"World Final"が28日~10月2日という日程で予定されています。
多くのライダーは"World of Speed"への参加変更を行っており、当方も何人かの知り合いに勧められました。しかし、今回はあくまでモビテックさんのレースですし、何より"World of Final"はAMAのみの認定レースという事もあり、モビテックさん側としてはあくまでFIMの世界記録に拘っておられましたので(勿論FIM,AMAのダブルタイトルをホールド出来ればベストなのは勿論ですが、、)こちらは選択肢から外れる、との事。
由一のFIM-AMA認定イベントである"Mike Cook's Bonneville SHOOTOUT"は、世界記録を保持する招待選手だけの特別なイベントで、出走台数も10数台、コース貸切で無制限に走行できるという正に夢のような公認レースです。
Mike Cook'sのエントリーリストを見て頂ければお分かりになるかと思いますが、ダニートンプソンさんの"チャレンジャーⅡ"や去年大破して復活した"スピード・デーモン"、そして今年はトライアンフ・ロケットに、マン島TTレースでも有名な、あのガイ・マーチンがパイロットで出場するなど、世界最速の錚々たるメンバーが一堂に介するスペシャルなイベント。目標スピードも400~500mph以上と超ド級なマシンばかりですが、エントリーフィーもUS$5000.00と全てが桁違いのレースです。
その為半ば諦めてはいたのですが、毎年毎年当方を気にかけてくれるKitとGeneに相談すると、GeneがMikeさんに直談判してくれるという事になりました。Geneらとはもう5年の付き合いになりますが、彼女のお父さんもまたアメ車のピックアップを大改造したランドスピードレーサーで毎年ボンネビルに参加しているという筋金入りのレーシングファミリー。
これまでBMSTの登録業務はモビテックさん側にお願いしておりましたが、Mike Cook'sへの参加は当方とGeneでやり切るという事になりました。モビテックさんにお願いしてあったエントリー関係の資料を一旦こちらに戻して頂き、彼女とは主にFBのメッセンジャーとPCメールを使い、リアルタイムでやり取りを行いました。
時差があるのでGeneとは日本時間の夜中~朝方にかけてやり取りを行い、その結果を翌日の午前中から正午にかけてモビテックさん側に逐一報告する、という事をここ数日繰り返しました。
Geneの努力の甲斐あって、なんとか"Mike Cook's SHOOTOUT"にエントリーする事について本日承諾を得ました。今は来週にも届くエントリーフォームを待つ間に飛行機のチケット変更→その日程でのレース保険契約変更→保険証添付のうえでFIMライセンスの変更という流れになる予定です。
KitやGeneには何とお礼を言ってよいのか言葉が見つかりませんが、最もベストだと思えるレースに出場できるので、車両のパフォーマンスを最大限に生かす事が出来るのではないかと思います。
ここ数日作業を止めてしまいお客様にはご迷惑をお掛け致しましたが、明日からは通常営業出来そうです。渡米する来月半ばまでいつもどおり宜しくお願い致します。
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