2015.08.14 Fri
'08y SE120R FXDBI / '86y NS400R。

部品の位置関係はこんな感じ。但しリテーニングリングの位置は違います。

ピカピカに磨かれたスイングアームに傷や指紋を付けるといけないので、まずは養生します。


レフトサイド・スペーサーにピポットベアリングを圧入します。


続いてアッセンブリしたスペーサーをスイングアームのレフトサイドピポット部分にSSTを使って圧入します。使用しているのは専用のSSTではありませんが、ネックベアリングレース用SSTとイロイロなソケットを組みあわせる事で上手く装着出来ます。


挿入した深さでソケットサイズの組み合わせを変えているのがお分かりになるかと思います。

ベアリングがストップする位置まで圧入出来たら、最後に外側からりテーニングリングでロック。

レフトサイド完成。こちらはピポットベアリングマウントなのでカラーが動きます。装着前にスムーズに動くか試しましょう。

続いてライトサイド。こちらはブッシングを入れるだけのスルーカラー。とはいえブッシングは肉厚が薄いのでベアリング圧入よりも気を遣います。少しづつ少しづつ、挿入位置を何度も確認しながら慎重に入れます。

ブッシング位置は現物合わせとなるのでとりあえずの位置まで圧入しておきます。ブッシング内部はモリブデン系のコーティングが施されているのでスペーサーは非常にスムーズに動きます。

小一時間で作業は完了。ちょっと一休み。しかし、外は今日も凄まじい暑さです。。

FXBはパウダー持ち、FLSTFはバルブシール待ちで作業が出来ず。そこで丁度届いていたスフィアの新製品、更に明るくなったLEDバルブを検証する為NS400Rに装着してみたいと思います。なお、定価も少し値下がりしたという事です。

まずはヘッドライトへアクセスする為アッパーカウルを外します。M10ナット6個でマウントされているだけですのであっと言う間に外せます。整備性最高、流石は日本車。

NSの場合、アッパーカウル側にヘッドライトが残ります。

スフィアのLEDユニット、H4タイプです。初期のタイプと比べ放熱フィンの形状が少し変わったみたいです。光量もアップしています。

装着するとこんな感じ。ハーレーの場合でも全く同じです。但しカウル付きの国産レーサーレプリカにはヘッドライトシェル自体が存在しないので、放熱性や装着にあたってのスペース的な問題は皆無。

序にETCの配線をやり直し。当初車体後部にあるATACユニットから電源をとっていたのですが、7000rpmを境にON/OFFが繰り返されるのでETCの電源も切れたり入ったり、、お馬鹿な感じでした。

もうひとつ、絶対にやっておきたかったのがタコメーターの角度変更。やはりレッドゾーンは真上にセットしないと直感的に回転数を把握出来ません。

LEDの光はこんな感じ。真っ白でとても明るいです。NS400Rはヘッドライトがプラスチック製ですので(NS250Rはガラス製)熱的にも負担が少なくなります。

夜は少し涼しくなってきたので本当はテスト走行がてら走りに行きたいのですが、レースも近いし、クダラナイ事で怪我をしたくないのでバイクには乗らない事にします。

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