2015.05.24 Sun
'84y TC88 FXRT / '97y FLSTF。



当店のハイエースはノーマルルーフですのでウインドシールドを外してしまわないと積車出来ません。シールドを外して、ようやくギリギリ載る感じです。

そうこうしていると'02y XLH883Rレーサーが再入庫。一般道を走る為の保安部品が一切無い為、これから全ての保安部品を装着し新規車検を取得出来るよう準備を行います。スイッチ類のハーネスは全て間引いてある純レーサーですので、これはなかなか手強い感じです。

そんなI君に手伝ってもらい、FXRTを積車しました。手伝わせてしまいスミマセン、とても助かりました。

夕方になってからFLSTFのオーナーさんがご来店。シフターペグのラバーが飛んで行ってしまった、という事で適当なペグを付けました。
で、前々からキャブを交換してエンジンフィールを変えたい、という事を聞いていた為、急遽キャブを交換してみましょうか、というハナシになり作業開始。もともとのキャブはS&SのGキャブです。
GキャブはEキャブより口径が大きい為混合気の流速が出ず、エンジンの仕様によっては中低速域でスロットル開度に対して気持ちマイルドになる車両があり、"ツキ"の良いクイックなレスポンスを好む方には少し物足りなく感じる事もあります。


インマニをH-D純正に戻し、FCRをセットしました。キャブのマウント方法が異なる為A/Cも含め、全交換します。

MJを最大サイズの#230から始めましたが流石に濃い。で、一気に#200まで落として良いフィールになりました。FCRの場合、濃くても薄くても何処からでも吹けてしまう為セッティングがかえって難しいところもありますが、慣れてしまえば比較的楽にセットが出るので、そこも有難いところです。

車体の振動が少なくなり、バタフライキャブ特有のちょっと引っ掛かるような感じもなくスムーズにトップエンドまで回る為、本来のチューンドツインカムにマッチしたフィールに変わりました。オーナーさんもその豹変具合に驚いていましたが、キャブ車でありながらインジェクション車両のフィーリングに近いので、とても乗り易く、且つ速い、というのがFCRの素晴らしいところです。
始動性もキャブレターNo.1の良さですし、チョークは必要ありませんし冷間時でのアイドル安定性も申し分無し。流石は世界最強のキャブです。

オマケの画像はこちら↓
今日も家族で来店してくれたI君。6歳になる娘さんに手紙?イラストを頂きました。
実のところ当方には8歳になる娘がおりまして、もう何年も会っていない為、何かをあげたり、逆に貰ったりする事もなかったからとても嬉しかったです。
有難う御座いました。

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