2015.05.23 Sat
T-man 98" 腰下分解と加工 / '00y FXDX。


このプラスチック製のケージが付いたベアリングが極初期のツインカムだけに採用されていたライトサイドメインBBです。対策品に交換します。

分解完了。

タペットホールはケースアウターから覗いていた際は問題ないと思っていたのですが、光にかざしてみるとご覧のように縦に波のような模様が入っています。今まで見た事が無い状態です。もともとこうであれば問題ないのですが、、

前後共に同じ感じです。

インナーカムベアリングはケースに残したまま、カムリリーフツールを使ってカムの逃がし加工を行います。

オーナーさんがハンドで逃がし加工を施した跡が分かるかと。


S&SやJIMSのケース並みに逃がします。よってタペットホール下部までしっかり逃がしが入ります。これならどんなリフトのカムを入れても干渉する事はありません。

エアブローの後、最後にインナーカムベアリングを抜き取り破棄します。

これでケースの分解と加工が終了。これから徹底的に洗浄します。


FXDXは2004モデルFXD用のFフォークを手配していました。本日到着。


Fフォークを抜いているタイミングで配線を修正しておきます。

追加してあったコネクターは排し、ストック然とした状態に戻しました。

一難去ってまた一難、なかなか完成しないです。

古川君、ゲインちゃんワッペン届きました。有難う御座います。

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