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車体バランス。

FXLRのライザーを変えてみました。ポジションをより低く、且つ若干遠くしたかった為なのですが、それにもまして単車を作っていく課程で最も重要な"安定感のあるバランス"を追求した結果なのです。少しその事について触れてみます。

R0013834.jpg



これまでサンダンス製6インチ・プルバックライザーをずっと使用していました。ポジション的にも楽ですし材質もステンレス製で仕上げは流石に国産品ですから文句の付けようがありませんでした。しかしながら前傾姿勢をとるとハンドルが手前過ぎて腕が窮屈だったのです。
それに加えタンク・ダッシュよりライザー・トップ位置の方が高く、横から見たときの重心のバランスの位置がライザー位置にきてしまっておりました。

上手く言葉で説明できないのでトップのポンチ絵を参考にして下さい。
図で言うところのA-A"の赤ライン、ライザーを短くする事でタンク・ダッシュ部分を一番高い位置にします。すると真横から見たときの重心位置は、ライザー・トップから丁度タンク・ダッシュ位置まで下がり、バランスの中心はタンク・ダッシュのトップになります。
こうすることでより安定感のあるデザインとなり"纏まり感"や"固まり感"がアップし落ち着いた雰囲気にする事ができます。

またウチではあまり小さいタンクに交換しないカスタムが多いのですが、それにも理由はあります。勿論ある程度の航続距離の保持、という理由もありますが、図のB-B"の青ライン、こういった"うねり感"のあるデザインを取り入れる事で車両の流れるようなデザインを形成させる訳です。タンクのラインで最も重要なのはガスタンク・トップからアッパーステムへ繋がるラインで、あまりにタンクが小さすぎるとトップブリッジが最も高い位置になってしまう為、トップエンドからタンクへの流れるデザインが断ち切られてしまいます。

ノーマルのH-Dは流石に良く考えられていて、ストックが最も美しく見えるのはこのあたりのバランスの恩恵を受けているんだと思います。

当方は元々"デザイン畑"で働いていた人間ですから、メカニカル的な事も重要ですがこういったデザイン的な"バランス"には最も気を遣います。

例えば人気の"フリスコ"スタイルは、ハイライザーでデザインの流れを断ち切る事でアイポイントをフロントエンド・トップに集中させる180度逆のパターンだと思います。

メーカー、材質、デザイン、価格などパーツを選択するには様々なファクターがありますが、こういった視点でパーツをセットアップするという事も重要ではないかと思います。

R0013828.jpg

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COMMENT

>Tomyさん
お世話になります。
ダイナのガスタンクの件了解致しました。
いつでもお越し下さい、お待ちしております。

| mie4speed | 2007/08/05 23:22 | URL | ≫ EDIT

さすがです。
メカニカルな事だけではなく、デザイン的な"バランス"にまで気を遣うのはスゴイこだわりですね。

ダイナのタンクを入手したのですが、スポに付くか相談に伺いたいと思います。
ヨロシクお願いします。

| Tomy | 2007/08/04 22:11 | URL | ≫ EDIT















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