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'97y FLSTS S&S 89"ストローカーのテスト走行。

今日はとても暖かい一日です。

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本日も店内と外での2回ヒートサイクルを行いました。何故に店内と外でのヒートサイクルを行うかと言えば、店内の場合エンジンの細かなノイズまで聞きとれる為まずは静かな屋内でのウォームアップを行います。しかし、逆にイロイロなノイズ情報が耳に入り過ぎる、というデメリットもありますから、同じような条件で2度行う事が常となっています。

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走らせても問題ない感じだったので走らせます。

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89"ストローカーはトルクが太く、回転数でいうと大凡2500rpm、速度で言えば5速の80km/h辺りからの5速ホールドからの加速でも十二分に加速しますし、上り坂でもグングン登ります。また、その辺りから排気音が図太くなってとても気持ち良い訳ですが、なにせまだナラシ初期ですので最もオイシイ部分は使えません。
しかし、ストローカーの特性は十分感じて頂けるのではないかと思います。

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とてもエンジンが気持ち良いのでちょっと多めに走ってしまいましたが、気になったところもありました。油圧のゲージが不意にスッと落ちる瞬間があり、直ぐに戻るのですが、ちょっとイヤラシイ動きです。油温が上がり油圧が下がっているのである程度落ちるのは仕方無いのですが。。
またストックのエボに比べるとエンジン温度が高い気がするし、油圧が下がるとアイドル時にギア鳴りのような音が稀に聞こえます。排気量が大きいので熱量が多いだけなら良いのですが、気になると言えば気になります。

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この車両は以前ピニオンシャフトギアのキーが逝っており、ピニオンギアナットの緩みが原因だった訳ですが、オイル回りの複合的な要素によるトラブルであったとすればちょっと厄介です。

一応店に戻ってオイルの状態やオイルポンプの回りを再度見直しましたが、今のところ何処にも問題が無いのでちょっとスッキリしていません。じっくりヒートサイクルと試乗を繰り返し、確信が持てるようになってからオーナーさんにはお渡ししたいと思います。

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普通スロットルオンの時に調子が良いのは当たり前ですが、極々初期のナラシの時は長い下り坂などを慣性で下っている時、「引っ掛かり感」、と言いますか、アタリが出てなくてスムーズさに欠けると感じる事が多々あります。スルスルと回っていないような感覚ですね。これはナラシの距離が伸びてアタリが出てくるにつれ消えていくレベルのハナシです。

しかしこの車両、旧式のストローカーピストンでもかなりスムーズに回っています。ピストン-シリンダークリアランスも決して大きく設定してはおらず、どちらかといえばタイト目に調整しています。
これはピストン全面に施した個体潤滑コーティングが効いている証拠では無いかと毎回個人的に感じます。レースで使ってみて良いものは、ストリートで使っても当然良いに決まっている訳ですね。

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良いエンジンなので上手く仕上がると良いのですが。
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