2015.01.16 Fri
'81y FXB ケース組み立て。



レフトサイドのティムケンベアリングを外します。


交換したパーツ。


面倒なケースのクリーニングです。強烈に固まったガスケットを剥がすのは毎度骨が折れますが、ここはひたすら忍耐で頑張ります。


ケース合わせ面もご覧のとおり。エボに比べても更に酷いのがショベルヘッドです。

イロイロなものを使ってクリーニングします。アルミ屑を噛み込んで盛り上がった部分などは棒ヤスリで丁寧に削り取ります。

またケースの合わせ面内側と外周全体を、やはり棒ヤスリを使って45度のC面を作っておきます。バリや凸凹も多いので、特にショベルは念入りに行います。ツインカムでは最初からC面に処理されています。

ケース合わせ面はホーニングでツルツルにはせず、こちらもまたTCのケース同様クロスハッチのようなヘアライン跡を残すようスチールブラシをかけます。液状ガスケットの保持を少しでも良くする目的です。

最後に洗浄してケースクリーニング完了。納得出来るレベルまで綺麗になりました。これで気持ち良くフライホイールが組めます。






ピニオンレースを再度計測。今回ライトサイドケース側のレースはOKでした。ラッキーです。



FXBの腰下完成です。なんとか今日一日でここまで辿り着けました。

気がつけばショベル、エボリューション、ツインカム3種類のケースアッセンブリが揃っていますね。TCはあと2機フルオーバーホールが待っています。全く終わりが見えません。

オマケの画像はこちら↓
'00y FXDXやS&Sカップ・ドラッグレーサーで使うエンジンパーツがパウダーコートから上がって参りました。他にもヘッドが2セットやその他諸々も一気に届きました。何故か重なる時は重なります。検品と梱包材の後片付けも馬鹿になりません、、

こちらは'00y FXDXで使う為、店に在庫してあったものを全てリンクルブラックでパウダーコート。純正のP/Cよりキメが細かくチヂミ具合が一定ですのでとても綺麗です。表面の硬度は純正リンクルの比ではありません。

こちらはドラッグレーサー用。マルマスレーシングでお馴染のカラーリング。笑

雰囲気はこんな感じになります。シリンダーはJEのO/Sピストンに合わせ、これからダミーヘッド・ボーリングに出します。

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