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S&Scup Drag Race Bike エンジン下ろし。

寒い日が続いています。

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さて、本日はこちらのドラッグレーサーを作業。エンジンを下ろして車体をオーナーさんに一旦持ち帰って頂きます。当店で製作した車両ではありませんので各部を細かくチェックしながら分解します。

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オープンプライマリーのインナープレートをエンジンに留めるボルトの一本が折れていました。エンジンのフロントのマウントが欠落しているのでそのシワ寄せもあるのかもしれません。ドラッグレースは10秒程度の全開走行ですが、グリップの良いタイヤを使いますし、ゼロから一気に全開にする事から全てにおいて高負荷が掛かるのだと思います。

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フライホイールのエンジンスプロケットシャフトをEVO~TC88共通の短かく荒いスプラインのものから、TC96で採用されている長くて細かいスプラインのシャフトに変更しようと思っています。強度的には絶対に後者の方が良い筈ですし、ドラッグレースで使うとなればなおの事安心出来ると思います。
しかし1次ドライブをなんとか工夫しないとEVOのトランスに繋ぐ事が出来ませんので、ここはSE103を搭載したソフテイルでも行っている加工を施してクリアしたいと思っています。

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という事で1次ドライブ回りの現状の寸法をとっておきます。

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全体的にボルトが緩んでいます。やはり1レース毎に増締を行ったり、各部にワイヤリングを追加する事が必要だと思います。1シーズン走っていた車両ですので、今回緩みやすい箇所のデータが取れて良いといえば良いです。

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Dキャブにエアホーンの組み合わせ。使った事が無いです。笑

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エンジンが下りました。内部の仕様は不明ですが、前回ドラッグに長けたショップさんがエンジンを作業しているので細かな箇所に気配りが見えました。とはいえドラッグに特化している車両故、捨てる部分は捨て、大事な部分はしっかり”押さえて”ある感じ。長年の経験値にもとづいた工夫は何であれ勉強になるのものです。

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この車両、車体が素晴らしく軽いうえにフレームワークが美しく、本当によく考え抜いて造られています。"強い"エンジンも勿論大事ですが、車体が浮き上がらず、フルパワーを進行方向に一気に開放できるディメンションこそ重要ではないかと考えます。この車両であればTC96を改造したような車両にも勝てるポテンシャルは十二分にあると考えます。

しかし。

とても格好良いフレームも、オーナー自ら製作したセンスの無い外装で、全てが台無しになるカッコ悪さです。爆

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オマケの画像はこちら↓

外注さんにお願いしてあったピストンとバルブのコーティングが仕上がって参りました。これでこのレーサーに使うヘッドは組めそうです。

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追記:こんな悪口を書いたからか、いつも使っているデジカメ、GXRの液晶モニタが死にました・・・どうせ修理は高額なので諦め、GXRのボディユニットだけ買い直すか、それとも最新のGRに買い替えるか、、年末の忙しい時にサイアクです。
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