MARUMASU Motorcycle Lounge / KAZ MIZUTANI 

Specializes in Harley-Davidson V-TWIN Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats"

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

'08y SE120R FXDBI リアバンクの組立。

今日も雨でした。

R0047738a.jpg


さて、連休も中日ですが、天気のせいなのかお客さんは今日もサッパリ。笑
明日は晴れみたいですから少しはお客さんが来ると良いのですがねぇ。

そんな訳で、まずは取り外した部品を洗浄します。とはいえ全て分解して洗浄する訳ではないので反って手間が掛かります。

R0047737a.jpg

R0047739a.jpg

ケース側のシリンダーベース。ピストンが付いたままのですのでクリーニングが厄介です。しかしケース内部にガスケットカスなどが入らないよう注意しながら丁寧に綺麗にします。

R0047740a.jpg

当店在庫のSE120R専用のガスケットやシール類。これ位無いと不安です。

R0047741a.jpg

ヘッドは今のところ全く問題ない為分解しません。よって、出来る範囲でのクリーニングを施します。燃焼室はマシニングの削り跡が消えてしまわない程度に柔らかい真鍮ブラシで擦る程度に留めています。

R0047746a.jpg

R0047747a.jpg

シリンダーをセットしました。ピストンリングの性能が良いのである程度までシリンダーを嵌め込むと、スッっと入ります。無理して叩き込むと直ぐに曲がってしまう程薄いリングなので、既存のハーレー用ピストンとは少し組む感じが違います。

R0047748a.jpg

R0047749a.jpg

で、ヘッド装着。

R0047750a.jpg

R0047751a.jpg

オートマチック・コンプレッションリリースの配線を再度繋げます。こちらは純正のホーンボタンに潜り込ませています。

R0047752a.jpg

リアバンク側のロッカーを組む前に、ハリケーンヘッド専用の特殊なマニホールドを装着します。マニのフランジがあまりに大きい為、ロッカーベースを装着する前にエンジン上方向から滑らせてVバンクの間にセットする方が都合が良いからです。

R0047753a.jpg

ヘッド側のフランジ逃がし加工がタイト過ぎて作業効率が悪いです。因みにこの分厚いフランジはステンレス製。贅沢です。

R0047754a.jpg

これまたハリケーンヘッド専用の62φスロットルです。インテーク側から見るとなかなか汚れています。センサーが数か所ありますのでここも綺麗にしておきます。こう見て頂くとお分かりのとおり、SE120R既存のMVAヘッドととは全てにおいて互換性がありません。故にツルシの120Rとは雲泥のパワー差なのですが、、

R0047755a.jpg

R0047756a.jpg

スロットルボディ内部は勿論の事、美しい削り出しのボディ外観も出来るだけ綺麗に磨きます。もともと真っ黒なアルマイトを施されていますが、強烈な熱で紫色に変色してしまっております。これはこれでなかなか格好ヨロシ。因みにMVAヘッド用の58φスロットルはアルマイトではなく、ポリッシュ仕様となります。

R0047757a.jpg

配線を行う前に全てのコネクターにコンタクトグリスを塗ります。インジェクションの車両ではとても大事な作業です。

しかし、こういった「修理」はオーナーさんにとっても、お店側にとっても建設的では無く、最良でも"元に戻る"だけです。
ですからほんの僅かでも付加価値の付く様、元の状態以上になるように、オーナーさんの目が届かない場所だとしても丁寧に仕上げる事が作業者側のモチベーションを上げる意味でも大事だと思います。
たとえ小さなコネクター1個でも、出来る限り磨きます。

R0047758a.jpg

R0047759a.jpg

この状態で一晩寝かせます。問題無ければ明日には完成です。

R0047760a.jpg
関連記事

| Engine Maintenance | 21:35 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

PREV | PAGE-SELECT | NEXT