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'84y TC88 FXRT カム交換の準備。

今日も気持ち良く晴れました。

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本日はFXRTの作業です。まずは再度エンジンを始動して異音をチェック、プラグの焼けや2次エアーの有無などを確認した後に分解開始です。

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カム室を開けてアウターテンショナーを確認。虫食いがありますが擦り減り具合はそれほどでも無いです。しかしカム室から零れ出たオイルにスチールのスラッジが多い気がしました。

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エンジンは一度も開けられていないようです。各部のガスケットに加えヘッドブリザーユニットが非分解式のプラスチック一体型タイプです。極初期のTC88で使われていました。

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この車両、初期のFXRTという事でフットボードユニットがボルトでフレームダウンチューブにボルトオンされています。そのクランプ部分のお陰でフロントエンジンマウントを外してもエンジンが下がり切りません。よってリアバンク側のロッカーサポートボルトが外せず難儀しました。エンジンを分解してみないと分からない部分も多々あるという事です。

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カム室のオイルを掻き出しているとインナーカムテンショナーの欠片が、、、、逝ってました。。

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走行距離不明の中古エンジンだった訳ですが、ここまでとは・・・大事に至らず良かったです。オーナーさんの的確な判断力に助けられました。感謝です。
多走行距離や、回したエンジンが発する経年からくる異音に似ていたのですが、テンショナープレートがチェーンに干渉して出る異音がカム室内部で反響し、全体的に音が出ていたという可能性もありますね。

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ピニオンシャフトのランアウトをチェック。こちらは規定値内だったので社外の強化ポンプやカムサポートプレートを使う事が出来ます。ピニオンシャフト、カムサポートプレートのボス側にも線傷が入っていましたが、爪で引っ掛かるようなものではありませんでしたので少し研磨して続投です。

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古いタイプのインナーカムベアリングも当然交換。

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ロッカーベースはリアバンクのオイルが漏れていました。こちらも古いタイプの純正ガスケットでしたから現行ものに交換です。またタペットは全て綺麗でしたので、タペットカバーガスケットのみ現行品に交換しておきます。

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これでようやく部品が手配出来ますが、部品が届くまで作業はしばしお休みです。

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さてさて、明日から世間は3連休。15日(祝)はクイック作業予約が既に2台入っております。連休中にご来店予定のご連絡も入っておりますので、なんだか忙しいのかもしれませんが、、ボチボチと頑張ります。
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