2014.08.02 Sat
'92y TC96-FXR / '97y SE103 FLSTF。



最後の最後にちょっとバタバタでしたが、今後の事も含め、納車時にオーナーさんにご説明致します。

そして、またまたこちらのFLSTF。終わりが見えているようで終わらない、ツインショック・ソフテイルです・・・。

先月、オーナーさんにお越し頂き、一般道を4~5時間、距離にして200km弱走って頂いておりました。
車体回りは組み上げ時に比べるとかなり落ち着いてきた感がある、というのは汲んで頂いたのですが、やはり油温が上がるとバルブトレイン回りからと思われる、もしくはそれに似た感じのノイズが発生します。
メカノイズが出てきてもエンジンの調子になんら問題は起こらないのですが、ツインカムエンジンで今まで経験の無いトラブルに見舞われています。イヤラシイ感じなので、どうしても原因を追及したいんです。

どこかで干渉しているのならオイルになんらかの症状が出ても良いもの。200キロ程しか走行していないロイヤルパープルは綺麗なものでスラッジも全くなし。。


この車両はもともと当店が組み上げたエンジンではありません。トップエンドは当方が組み直しておりますが、腰下は全く手つかずですのでチェックがてらカムカバーを開けてみましたが、一見した感じでは特に組み付けに問題は無いように思います。

非常に地味な処置になりますが、ロッカーベースをもう一度取り外してバルブポケットを追加工します。ハイカムを組み込む場合ロッカーカバーを逃がし加工する訳ですが、当初から綺麗にマシニングで加工がされていたものの、逃がしが少し甘い気はしていたので、更に削り込んでクリアランスを確保。

逃がし加工した部分はブラックのペイントを施しておき、もしバルブのアッパーカラーがヒットした際に傷が分かり易いようにしておきます。



重箱の隅を突くような、、とは正にこのこと。序にロッカーカバーのリブ逃がし加工も更に大きくしておきたいと思います。

あ、序にこの車両に装着していたオートメーター、突然壊れました。ハズレですかね、、、もうオートメーターは使いたくありません・・・。
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