2014.07.28 Mon
'04y FXDLI 仕上げとテスト走行。
オイルは夏場の油膜保持の強いロイヤルパープルを入れました。

これがドレンしたオイル。赤茶色の、まるで水のように粘度が低いものです。ヒートしてこうなったのか、元からこんなものなのか知りませんが、サラダオイルみたいな感じでサラサラ。笑

オイルを交換し、オートチューンを行う為にも少し距離を走る事にしました。気温は34℃で暑いには暑かったのですが、湿度が低く走っている分には快適でしたし、なるべく風がひんやりとしている堤防道路を平均80km/hほどで流しました。因みにこの気温でも油圧が下がってメカノイズが出る事はなかったです。サンダーマックスでの燃料補正とオイル交換がかなり効いており、オーナーさんが乗られても間違いなく体感して頂けるレベルだと思います。

そんな訳で店から片道30キロ弱のお千代保稲荷に。エンジンを冷やす間にお参りしました。

今回、初めてTC88エンジンのインジェクションダイナに乗りましたが、これとても良いです。なんというか、軽くて日常の足にするには最適。車体のバランスも絶妙ですし、とても素直な感じの国産750ccの自動車学校教習車に乗っている感じ、とでも言いましょうか。笑
キャブ車に比べれば全域でスムーズですし、暑い日の信号待ちなどでも終始安定していて、ハッキリ言って最高!ですね。高値のTC88キャブ車に乗る位だったら、比較的安めのFXDLIを探し、ECMを少し弄って乗る方がはるかに良いと思います。

いつの時代もローライダーはストックが最も格好良い。このままこのスタイルで、しっかりメンテナンスだけは行って、ずっと乗って頂きたい車両です。

55km走行しました。マフラーの抜けが比較的悪いので低速のトルクはかなりあります。5速のまま80km/hから120km/hまで加速するような追い越し加速は気持ち良い、の一言に付きます。それにマフラーが静かなので疲れません。

店に戻って早速データをチェックします。なるべくサンダーマックスが上手く学習するよう気にして走行したつもりですので、しっかりデータに反映されています。

1280rpm。

2048rpm。

3072rpm。

まだまだ走行距離が足りませんが、50km程度の走行にしてはまずまずの結果。

最後にオートチューンを行って、これにて作業は終了です。
オーナーさん、お待たせ致しました。

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