2014.07.08 Tue
★2000APS-PG 作業 #13。

タコメーターの位置をひたすら調整。270km/h位出ていると極端に視野が狭く、その上大袈裟な位の前傾姿勢をとるのでメーターは一部しか見えていません。そこで各メーターの配置はとても重要になってきます。

考え抜いた結果この位置とこの角度。連正計はタコメーター手前にセット。ラムエアーボックスの内圧をモニターします。

ラムボックスまでのジョイントはフレキシブルパイプを使用。ラバーマウントエンジンの揺れをここで逃がします。






これはエマージェンシー用。ラムエアボックスの容積や流量が万が一足りなかった場合、また破損してしまった場合などを考慮しました。ボックスを外してこちらのシステムに交換します。ラムエアーの場合、実際に200km/h以上の速度で走らないとその効果は分からない為、どちらが良いのかは今のところ未知数です。

ボンネビルに持参できる工具やパーツは、手荷物で持っていけるレベルのものに留まります。現地ではウエンドーバーの市内に小さなホームセンターがあるだけで、毎年何かトラブルが起きるとホームセンターで流用できるモノを探して工作紛いの修理でレースを戦っていました。笑
最悪の事態を考え、二重三重のバックアップがベストなのですが、工具も含め、全てを持って行く事が出来ないので最終チェックは嫌が追うにも神経質になります。

ステップ位置も何度も何度も跨ってみて調整。去年に比べ8センチ程フォワードに移動し、より力が入り易いと思われる位置に調整しました。それに従いフットシフターリンケージもかなり短めにカット。1シフトミスがトップエンドで数キロの速度低下を招く為、こちらも神経を使います。
因みにエレクトリックやエアーのシフターを使わないのは当方の小さな拘りです。

あらゆる部分に補強を入れています。それでもレースが終わると何処彼処にクラックが入っています。


ほぼほぼコンプリート。あとはBROSさんからラムボックスとロアカバーを待つ位でしょうか。


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