2014.05.16 Fri
'90y XLH / '84y FXRT / '92y FXR LowRider / TC95cu" FXLR。
続いては'84y FXRT。ようやく全てのトラブルシュートが済みました。

そんな訳でいきなり完成。

点火ユニットは勿論の事、各灯火類、オーナーさん追加のオーディオやバッテリー残量計といった補器の動作を確認し全て問題無し。テスト走行を済ませ、最後にダービーカバーのオイルリークを手直しして完成です。
結局のところレギュレターのパンクが原因で、レギュレター、IGモジュール、タコメーターを新品に交換する事になりました。リカバリーとしてはかなり高価な代償となりましたが、これも勉強だと思って諦めるほかありません。

ブルー2トーンのFXRローライダーはハンドルスイッチの国産化。当店では毎度おなじみの作業です。とはいえ国産汎用スイッチは原産国の都合なのか、配線色が変わっている事も多く、今回も前回作業時と異なる色になっています。不便ですよねぇ。


ウインカーは国産車と同じ左側スイッチ集中型のプッシュキャンセル方式にする為、純正のウインカーモジュールを撤去し汎用の機械式リレーを流用して配線を作ります。

さて、オマケの画像はFXLR。"FOR SALE"な当店在庫車両です。
在庫、とはいえ今のところ買い手が付いている訳でもないので当方の個人所有となっております。そんな訳ですので、先日のHBJの取材以降も湾岸を走らせてみたりしています。
しかし乗り手がヘボくなってしまったのか、ビキニカウルの空力が悪いのか、兎に角オカシな感じに風を巻きこんでいて、ヘルメットを下から持ち上げる風圧で首が千切れそうになっています。笑
また、車体のセットアップがボンネビル仕様のままではハード過ぎる為、前後サスペンションを最弱にして走ってみましたが、高速コーナーだとウォブリングを起こして少し怖い。舗装路用のセットアップは地味に走らせながら、少しづつ詰めていくしかないです。


FCRツインキャブレターのセッティングも然り。4速6000rpm、●10km/h辺りまでの全開走行ではまだ極が白い。MJはどんどん上げて少し安全マージンを取り、その分ニードルジェットのクリップ位置でスロットルの"ツキ"を取り戻す感じにセッティングしています。

車両はなかなかどうして速いんですけどねぇ~自分が乗れてない感アリアリです。

さてさて、なんとかFXRTもリカバリーしたようなので、お次はFLSTF。
TC96エンジン+キャブレター用ツインテックには難儀なトコロがある事をようやく解明できたかも。
諦める部分はキッパリ!と諦めて、ここ数日中に走れるようにします。
そんな訳で、、、新規のお仕事、オイル交換だけでもお待ちしております。笑
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