2014.05.03 Sat
'97y SE103cu"FLSTF / '07y SE120R FXDL / '84y TC88 FXRT。
1次ドライブの再セットアップ中にステーターコイルとローターの干渉を発見。早めに気がついて良かったです。スペーサーを入れるという方法もありますが、ここはバルカンE/G製の強化レフトサイドカラーからTC96純正のカラーに戻して4ミリ程ローターを外側にオフセットしました。
先日SATOさんに加工して頂いたエンジンスプロケットも組み立て1次ドライブをセット。TC96搭載で若干の不具合が生じてしたシフター回りも手直ししました。これで火が入れられる、と意気揚々としておりましたが、交換した強化スターターの年式がミスマッチな事に今更気がつきました。FXR用を後期エボ、それもソフテイルモデルには流用出来ない事をすっかり忘れていました。間抜けです…明日とりあえずストックに戻したいと思います。

続いては'84y FXRT。こちらはタコメーターとオーディオにトラブルが出ておりますが、カウル単体時、直接オーディオの電源に通電してみると、やはりヒューズが飛びます。という事はカウル内部に押し込まれていたCDデッキの配線が何処かでショートしているという事です。

FXRTはもともと装備が多彩な為FXRに比べると配線が多く、経年の劣化も重なり電気系統のトラブルは比較的発生しやすいと言えます。オーディオデッキを一度カウルから取り外し、地味に配線を一本一本追っていくしか方法はありません。


タコメーターに関しても未だトラブルは解明出来ず。イロイロなタコメーターを装着してみたり配線の引き方を変更してみたり。その都度動作を確認するのですが、動作していても今ひとつ針の動きが安定していません。回転信号の出力経路はモジュールからの一系統のみなので単純極まりない訳ですが、純正IGコイルとのマッチングが悪いのかもしれません。もう少し時間が掛かりそうです。

そして夕方、富山からSE120Rを搭載した'07y FXDLのオーナーさんが到着。
当初エンジンオイル交換とサンダーマックスのチェックをお願いされていましたが、こちらに向かう途中にクラッチが滑り出したかも、、との事。今のところ5〜6速時だけのようですが、無理をすれば低いギアでも直ぐに滑るようになり、最悪走る事が出来なくなります。
これまでSE強化ダイヤフラムスプリング+強化クラッチプレートでずっと走って頂いており、何ら問題が無かった為MVAヘッド程度のパワーなら問題が無いのだな、と思っておりましたが、そこは2000cc、やっぱり無理でした。
オーナーさんは今夜はこちらで一泊する、という事でしたので大慌てでVPクラッチを手配。お馴染み”H−Dブルーパンサー”さんに連絡し、ご無理を言って試験的に製作してあったという非売品のMAX POWERをお譲りして頂ける事となりました(※重松さん、感謝です!)。クラッチプレートに関しては中古ですが純正を在庫しておりましたので、最悪の場合、こちらで対応したいと思います。

とはいえ夕方遅くのオーダーでしたので本日の発送には間に合わず、三重への到着は最短で明後日5日の午後。明日は終日三重で時間を潰して頂き、夜は当方の自宅で泊まって頂く事となりました。
サンダーマックスのチェックとオートチューンだけを行い、明後日まで作業中断です。

オマケの画像はこちら↓
お客様に差し入れを頂きました。Mクン、パン有り難う!

Yさん、ビール、毎度毎度感謝です。富山の地酒も頂きました!

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