2014.04.04 Fri
2000APS-PG 1次ドライブのチェック。
折角ソファーの前の作業場所に引っ張り出したので、気になっていた1次ドライブをチェックしてみます。


2013年のボンネビル時、トラブル回避の為ワイヤリングしたオートチェーンテンショナーは未だそのままでした。ようやく交換する事にします。

テンショナーシューにはチェーンがジャンプした際に出来たと思われる打痕がハッキリと残っています。


最も検証したかったのが、ここ。SEの強化コンペンセーターです。去年富士スピードウェイで行われた”クールブレイカー”で路面ミューの高いアスファルトコースを初めて走らせた訳ですが、1速レブリミットまで引っ張った際、プライマリーから”コン!”という金属音を聞いてました。
レヴリミッターが効いたような感じ、というのか、エンジンのパワーが何処かで逃げていたような感覚で、エンジンは回っているのに車速に生かされてないような違和感でした。
その後も特に異常はなかった為、考えられる事はエンジンスプロケットカムの部分で逃げた、ということ位だった訳ですが、そもそもこれまでずっと1次ドライブはベルトドライブ化していましたから、スプロケットカムなんてものは存在しないので経験する筈もありません。
スプロケットカムにはリリース時に付いたと思われる光ってツルツルした部分がはっきりと見えますね。

オートテンショナーは破棄し、ようやく調整式に交換。

とりあえずプリモのVPクラッチもセット。JOINTSが終わるまでは車体を分解出来ませんので作業はここまで。

そうこうしているとモビテックさんがご来店され、レーサーの各部を計測中。


これから来年にかけて、どのようにプロジェクトが進行するのかお伺いしました。



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