2014.02.04 Tue
TC95cu" FXLR 補器類のセット。

キャブレターは"JB POWER"さんで特注した41φツインFCRキャブレターです。これは2012年に新たにオーダーした2セットめのキャブレターとなります。キャブレターピッチが特殊なのと、キャブレター間にスロットルリンケージがあるのが特徴です。

マフラーはレースの予備としてバックアップ用に製作してあったフルチタンの2イン1パイプ。最も熱がかかるエキゾーストポート直後のヘッドパイプ部分は現在の2000APS-PGレーサー同様にステンレスとなっています。こちらは去年新たに製作しています。

マフラーの取り回しは2011~2012年仕様。蛇腹のS字カーブで排圧をかけトルクを引き出しています。この取り回しだと極太のストレートパイプでも中低速を犠牲にする事がありません。

エアクリーナーバックプレートもワンオフで一体削り出し。流速を上げトルクを出したかったので内部のファンネル形状部分は長めにしてます。空気は壁に沿って吸い込まれてきますから、カールファンネル形状の方が更に良いのかもしれません。


ハンドルバーは当然ミリバー。"HOT-DOCK"さんで昔作って頂いたハイベントドラッグバーを10年程好んで使っています。これにブレーキ、クラッチマスター共にビュレットのラジアルを組み合わせ。リザーバータンクは"ヨシムラ"の耐久レーサー風に、オクムラさんのイニシャルアジャスターにタイラップマウント。笑

こちらも以前街乗りで使っていたAP-RACINGのビュレット6ポッドキャリパー。ローターはサンスター製の320φですね。ボンネビルではフロントブレーキレスだったので今回元に戻しました。
フロントサスペンションはR1用をオクムラさんでMEフルチューン。300km/h超でも問題の無いようセットアップされた”ボンネビルSPL”です。但しストリートだと固過ぎるのでプリロードを抜いて使います。

リアのブレーキマスターは国産汎用のニッシンです。こちらもリザーバータンクレスが耐久レーサー風。とはいえホースはもっと長い方がベターなので後でやり直しします。


レーサーはファンネル、みたいに考えている方も多いかと思いますが、なんらかのサージタンク的な"箱"がある方がセッティングは出ますし、パワーも絶対に上がります。ラムエアーはまた別なのですが、レースでもストリートでも、効率の良いエアクリーナーボックスは必要です。ルックス重視ならどうでも良いですが、、
あとS&S製2スロートのエアクリーナーは前部がメッシュになっていますが、ラムエアー効果はゼロです。実際ボンネビルでネットの有り、無しで走行し試しているので間違いないです。笑

リアショックはペンスキーに特注したツインショックをフロント同様オクムラさんがセットアップ。スイングアームもピポットブロックをゼロから作り直したワンオフです。これらの部品だけで、中古の安いスポーツスターなら買えてしまうほどの値段です。

アルミ製のシートカウルとお馴染みネスのサイドカバーは、今回ニューペイント。アクアグレーのガソリンタンクに合わせています。

因みにこの車両、今年のJOINTSに持ち込む予定です。
そして以前からお伝えしているとおり"FOR SALE"中。価格については相談に乗りますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
※なおこの車両でボンネビル参加をお考えの方であれば、特別割引価格でお出しさせて頂きます。

もう少しです。

| FXR on T/C | 03:19 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑