2014.01.07 Tue
'91y S&S 93cu" FXRS-SP テストライドと手直し。

ETCの動作確認の為に高速道路で試乗します。その前にリアサスを交換。少し長いリアショックがあったのでテストしてみます。
プログレッシヴのサスペンションから、

オーリンズです。

車高はこれ位上がります。ショックのアッパーエンドアイからロアエンドアイまでで約20ミリ位でしょうか。

実際乗ってみると思いのほか車高が上がっています。しかしオーナーさんと当方ではかなり体重が違います。現在プリロードは一杯掛けた状態ですが、オーナーさんが乗ってみてどれ位沈むかはちょっと分かりません。
かなりのスピードまで速度を上げた時、車体が左右に小刻みに揺れるようでしたらショックの容量が足りない訳ですが、当方の体重ではとりあえず問題ありませんでした。ETCも当然問題無し。


店に戻って車体のチェックです。


やっぱりプライマリーオイル、汚れますねぇ。乾式ベルトドライブに交換するまではマメにオイルを交換するしか方法はありません。あ、オイルの色が分かりやすいのでアルミ鍋を使ってます。笑

エンジンは回りも軽くチカラもあって申し分無いのですが、アイドリングや低回転時に若干気になる打音が出ています。思い切り回してみても問題無いですし、高回転では排気音に消されて気にならなくなるレベルなのですが。
ロッカーやタペット辺りから出る音に似ているので、念の為プッシュロッドのアジャストを再チェック。

いつもどおりのクリアランス。やっぱり問題は無し。ちょっと課題が残ります。

次はオイルホース。マフラーを交換したら取り回しが変わり、オイルホースに干渉しそうになっておりました。ホースを切り詰めればクリアランスが大きく出来るレベルでしたのでオイルホースをカット。


タイラップで引っ張っておくのは格好悪いですからね。あースッキリ。

トルクアームに付属するフロント側のマフラーステーも不要なので取り外ししておきました。プライマリー回り、カムカバー、そしてこのトルクアームなどほぼ全てのボルトが増し締め出来ました。やはりエボはツインカムに比べると振動が大きいです。

キャブのジェットも変更。インターミディを上げてみましたが、これはやり過ぎでした・・・明日戻します。

チューンド・モーターの場合、ストックに比べると圧倒的にパワーが上がっています。熱量や振動は半端ないですから、定期的なチェックを怠らない事がエンジンを長持ちさせる秘訣ではないかと思います。
エンジンが出来たらハイ、終わり。ではなく、そこからが本当の意味でのお店とお客様の付き合いが始まるのだと常々考えています。人間で言う"定期健診"みたいなものですので、調子の善し悪しに関わらず、偶にはお世話になっているショップさんで車両の状態を診てもらう事をお勧めします。

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