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MARUMASU Motorcycle Lounge / KAZUTOSHI "KAZ" MIZUTANI 

2006 - 2020 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 310-1 Nishi-bessho, Kuwana-shi, Mie 511-0851 JAPAN.

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JRiショック・MEインナーキットのインプレッション。

JRi製リアショックとMEインナーキットのインプレッションです。

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本日までに2台のFLHTCU、ウルトラクラシック・エレクトラグライドにJRi製リアショックをインストールさせて頂きました。一台は2006y FLHTCU-I TC88改 S&S 106cu" ストローカー+サンダーマックス、もう一台が2008y FLHTCU TC96 ストックエンジン+ノーマルECMです。

どちらの車両もツアーパック付きのフルドレスで、カーナビにETC、LED電飾などをフル装備しており、軽量化は一切行っておりません。正し、双方共にフロントブレーキは320φWローター+ブレンボ4ポットキャリパーでブレーキを強化しています。

【2006y FLHTCU-I S&S 106cu" Stroker】

・以前の仕様:フロント:完全ノーマル / リア:オーリンズ 36E (295mm)
・仕様変更後:フロント:スクーデリアオクムラMEインナーキット / リア:OKUMURA/MARUMASU JRi (305mm)

【2008y FLHTCU TC96 stock】

・以前の仕様:フロント:完全ノーマル / リア:オーリンズ 36E (295mm)
・仕様変更後:フロント:社外スプリング / リア:OKUMURA/MARUMASU JRi (305mm)


まずは'06y 106cu"ストローカー。こちらはフロントの”MEインナーキット”開発車両という事もあり、全ての作業をスクーデリアオクムラさんにお願いしております。よってサスチューニングもオクムラさんによって行われており、テスト走行を繰り返して頂きセッティングを煮詰めて頂いています。

どちらの車両もそうですが、跨がった瞬間からストックの足とは明らかに違います。しっかりと踏ん張り、1Gかけても反発力で戻ってくるような感じです。あのどっこいしょ、と沈み込む感じは無くなります。

今回前後サスペンションを一新した'06y FLHTCU-Iですが、こちらはあまりにも変化が大き過ぎて上手く表現する事が出来ませんが、分かり易く例えるなら、船のようなまったりとした乗り心地から、国産スーパースポーツを操っているような機敏で軽快な乗り味に変化しています。400キロ近い巨体のエレグラをヒラヒラと動かせるので、車体が軽くなったと錯覚を覚える程だと思います。

100psをオーバーするエンジンは、2速、3速辺りの急激なスロットル全開時、フロントサスが完全に伸び切ってしまいフロントタイヤの接地感が無くなっていましたが、リアサスペンションがしっかりと踏ん張るせいもあり、車体の挙動変化が少なく、リアタイヤの駆動力を無駄無く路面に伝えています。
よって足が決まった事で加速性能も上がり、ブレーキの性能をより発揮する事が出来ます。

高速のレーンチェンジや、合流ポイントなどの比較的速いスピードでの反応も頗る良く、いつもより速いスピードでコーナーをクリアする事が出来ます。車重に見合った適正なスプリングレートにセッティングした事で、車体の沈み込みが少なくなっているからだと思います。リアショックはストックと同じ305mmで設定しておりますが、走ってみると実際の車高以上に足が長く感じられ、バンクも深くなった事に気がつくと思います。

市街地での低速走行ですが、カートリッジサスは初期反応速度が速い為、非常に乗り心地が良く快適です。比較的レートの高いMEスーパースポーツスプリングを組み込んでおりますが、突き上げ感も皆無です。”MEインナーキット”は極低速から超高速域までを見事にカバーしています。

一方、'08y FLHTCU。こちらはフロントサスペンションに社外スプリングが入っていた為、とりあえずリアだけ、という事でJRiに交換しました。本来サスペンションは前後でバランスを合わせるものですが、遇えて異なるセッティングの方がリアを交換した実感を感じて貰えるかと思いました。

1Gでシートに立ったり座ったりを繰り返して頂きリアショックの沈み込みを観ますが、少し硬めな感じがこちらのオーナーさんの走りの好みに合っているように思えます。'06yのオーナーに比べると体重が20kg軽いオーナーさんなのでプリロードを少し抜こうか迷いましたが、一度乗ってみてもらってからにしました。

そんな感じで一般国道と高速道路を乗ってみて頂いたのですが、あまりにも激変したので驚いていました。
今日は本当に寒い一日だったのですが、わざわざ遠回りしてしまう程快適で気に入ったと言って頂け、勧めた側としても本当に嬉しい限りです。

しかしながら、リアサスの性能にフロントサスが完全に負けている、とのご指摘。年明け早々にオクムラMEフルチューン+MEスプリングによるリセッティングのご依頼です。

アメ車特有の”船”のような乗り心地もそれはそれで素敵ではありますが、オートバイ本来の走る、曲がる、止まる、という基本性能を上げたい、という拘りのツーリングモデルオーナーに是非お勧め致します。

※JRiショックは完全オーダーメイドとなります。注文後約2〜3週間の納期を目安とお考え下さい。
OKUMURA/MARUMASU 基本スペックでの価格は147,000円(税込)となります。

OKUMURA MEインナーキットに関しましてはスクーデリアオクムラさん、当店どちらでも随時オーダーをお受け致します。

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