2013.10.31 Thu
TC95cu" FXR Racer トップエンド分解。
まぁ不動車のままではどうにもなりませんし、公道に復活させたいとも思っています。

去年日本に戻ってからクランキングこそしていましたが、圧縮がゼロだった訳で、一昨年同様にピストンリングが塩で固着したのだろう、程度に考えていました。
で、本日プラグを抜いてハンドでクランキングさせると、ヘッドのINかEXあたりで空気が抜けるような音がしています。これはオカシイのでとりあえず補器類を外しバルブをチェック。



2012年は巨大なエアロを羽織ったフルカウル仕様でしたが、走っていても全くラムエアーが効いていない感じがしていました。ヘッドを下ろして一目了然、ピストントップやヘッド燃焼室にも焼けた塩が全く残っていません。やはりラムエアーは全く効いてなかったのです。
まぁお陰でピストンやヘッドのクリーニングは楽ですが、、、

で、フロントバンクのヘッドです。EXバルブが曲がっています。


レース中にオーバーレヴしたとかでは無く、船で日本に戻る間にエキゾーストポートに残っていた塩が湿気で溶けてバルブに付着、錆びて固着しところを気がつかずにクランキングさせてお陀仏といったところでしょう。

ピストンのバルブリセスには干渉した部分が銀色に光っているのが見えます。

そうなるとプッシュロッドやタペット、バルブガイドも怪しい、となりますが、スパークプラグを抜いてのハンドクランキング時に曲がったと考えられる為、バルブが最も大きなダメージを負ったと考えます(希望的観測)。

また元気な時にでも続きを行います。

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