2013.09.02 Mon
Bonneville 2013 #06 Racing Day 02.













昨夜モーテルの駐車場のバンの中で手持ちのプリモのスペアパーツでクラッチパックとスプリングを交換。今回2本目のアタックを行いましたが5速5000rpm計測ライン手前でクラッチ粉砕。これで2度目。そのまま慣性でプレステージ・スタートエリアまでコースアウトし、スタッフや他のクルーに車両を押してもらいピットに戻りました。



フリクションプレートが全て削れて無くなる程壊れています。

油圧クラッチ、クラッチシェル自体を疑いプライマリードライブを分解。発電機とインパクトレンチをジェイソンに借りて分解。

しかしどの道もうクラッチパックは持っていなかったので原因が追求出来たとしても駄目なのですが、ジェーンやロバート達がパーツの手配に帆走してくれて、結局レイに直接プリモに連絡してもらってFedexのオーバーナイトでモーテルに明日届けて貰う事になりました。
とりあえず組めるところまで組み立てておいてパーツ待ちという事になりましたが、はっきりした原因が追求出来ず。今日はレースが出来ないので一日じっくりと考えます。その間は皆で終始のんびり。













その間もずっと原因を考えていたのですが、オートテンショナーのフリクションブロックに、通常では出来ないようなジャンプしたような打跡がある事に気がつきました。

スクリーミンイーグルからこのオートテンショナーをTC88やEVOと同じ調整式に交換するアフターパーツが出ているのは知っていました。実はレースに持参したかったのですがパーツの手配が間に合わなくて諦めていました。1〜4速までは問題が無いのに5速あたりで最もパワーが掛かった時2度も壊れた訳ですから、何かの拍子で1次チェーンがジャンプしオートテンショナーが動いてチェーンが張り過ぎてしまい、クラッチユニットに高負荷が掛かりクラッチパックが均等に動かず一気に滑り出した可能性があるのではないかと考えました。
そこでこのテンショナーのスプリングを外し、ワイヤリングしてロックしました。チェーン自体はブロックの上を滑っているのでロックすれば高負荷は掛からない筈です。チェーン自体のアソビも多めに取り、よりクラッチに負荷が掛からないよう調整しておきました。








明日届くクラッチパックを交換し、再度アタックします。

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