2013.05.14 Tue
S&S 93cu" FXRS テスト走行その壱。
車体回りは緩みが無いか、再度チェック。
暖かくなってきたとはいえエンジンからの放熱が半端無いしエンジンノイズも大きかったのでまずはプッシュロッドのアジャストを見直し。こちらはやはり問題無し。

プラグを見てみると2500~3000rpmでのナラシ走行にも関わらず、焼け具合がそこそこでしたのでインターミディ、メイン共にジェッティングを一番手上げてみます。またシフトフィールが相変わらず悪かったのでシフトリンケージを最も短く調整しレバー比を変更。


この調整が正解で、メカノイズも随分と減り93cu"というエンジンサイズ本来のパワー感が出てきました。23号線を5速2500~3000rpmで流しましたが、どの回転域からでも回り方がとてもスムーズで、良い意味でも悪い意味でも全くハーレーのエンジンらしく無い、モーターのような回り方です。
最初から振動の無いビックボアのショートストロークエンジンを造る、というのがこの車両のプロジェクトでしたから、エンジン的には狙い通りだと思います。T/C88より振動が無くスムーズに回るのでちょっとエボとは思えないフィーリング。S&S96cu"ストローカーと比べると180度方向性の異なるエンジンですね。
※本日14日は天候によっては終日この車両のテスト走行に出る可能性が御座います。ご来店の際は前もってお電話でご確認を頂けると助かります。
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