2013.02.23 Sat
'00y FXDX T-man 98cu" 完成。


まずは点滴式でガソリンを送り込み、この時点で異音などをチェックします。ガソリンタンクを装着してしまうと微細な音を聞き落とす事があるので当方はいつもこのパターン。但しキャブレター車に限るのですが。。

全く問題なし。火入れの一発目から回転が軽く、尖った感じの音がしません。
これは当店で2台組ませて頂いているSE120Rと同じ感じで、次世代タイプのピストンとリング、多分この場合リングの形状によるところが大きいかと思いますが、それと同じようなスムーズさです。
キャブレター車両のT/C-88ベースでの改造、特にトップエンドだけに限ったライトチューンで考えると、多分今まで数多くのエンジンを組みましたが、現時点でこれがベストだと思います。久しぶりに自分でも欲しい、と思えるエンジンに巡り合いました。あとは走らせてみて期待通りの性能を発揮してくれれば言う事無し。
このT/C-88ベースのT-man98"、T/C-96ベースのインジェクションチューン車両を由一"喰う"事が出来るセットアップかもしれません。なんといっても車体が軽いですからウォブルさえ根性でクリアすれば、良いところまでいけると思います。ナラシを終えた頃にはもう暖かくなっているでしょうから、湾岸での走りを期待しています。笑


3度熱を入れたのでここで本来作業は終了ですが、明日から時間をみて当方がテスト走行しなければならないのでポジションを変えます。

T-Bar、この手の車両には現在流行っておりますが、8インチなら兎も角10インチだと身体の小さい当方ではかなり無理があるので交換させて頂きます。

適当なライザーとハンドルバー、それにリアサスを当方の体重でもストロークするXL用の長めのオーリンズサスを縮めて装着しました。

明日以降テスト走行を行います。

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