2013.01.12 Sat
'97y FLSTF カム回りのリカバリー作業。
まずはインナーカムベアリングを交換してみて再チェック。
トラブルの原因はベアリングではなくこのDELKRONのケース側に多々あるのですが、インナーカムベアリングの取付穴やカムカバーセンタリング用の打ち込みボスなど、精度が甘い部分が多くて本当に厄介です。"加工ベース"として考え諦めるしかないですね。
アレンジメントツールを使ってカムのセンターを何度もチェックします。最後の最後はカムボスをひたすら磨いてカム側で逃がしました。




なんとかリカバリー完了。とはいえもう一度火を入れてみないと結果は分かりません。このエンジンはシリンダースタッドのピッチが通常のエボとは異なるビックボアケースなので致し方御座いませんが、しばらくデルクロンのケースは使いたくないです。笑

新しいヘッドガスケットが出来上がってくるまで、しばし作業は中断です。

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